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パイオニア PAX-A20 音が出なくなる原因は

PAX-A20 音が小さい パイオニア

2025年4月10日(木)

私のメインスピーカーになっているパイオニア PAX-A20ですが、中古で購入時からユニットのひとつが音が小さかったのです。

音が出るときもあれば、小さくてほとんど聞き取れないこともありました。

ウーハーのコーン紙を軽く押すと直ることもありましたが、今は全然なおりません。

ここ半月程は、ほとんど聞こえない状態でした。

これは、中古品を探すしかないかとあきらめかけていたのですが、もしやエンクロージャー内部のリード線が外れてはいないかとユニットを外してみました。

リード線はつながっていました。でも音は全然出ていません。

ウーハーの導通を確かめてみようとテスターをつないでみると

PAX-A20 端子の接触不良

なんと71.1Ωもあります。

本来は8Ω前後のはず。

接触不良にならないようにワニ口クリップでテスター棒とユニットの端子をつないでいるので、間違いのない数字です。

でも71Ωから69Ωの間をゆらゆらと動いて数字が止まりません。

ちなみにユニットの端子間ではウーハーの導通だけしか分かりません。ツイーターへは低域カットのコンデンサーが入っているためです。

導通があるのに70Ωは異常値ですよね。

ちょっと思い当たることがあって、ユニットのマイナス端子とコーン紙の表面に出ているマイナス側アルミの撚線間の導通をテスターで見てみるとやはり70Ω前後です。プラス側も同じでした。

本来なら0Ωのはず。

ということは端子がおかしい。

試しに次のように裏側の端子裏の金属部分にスピーカーリード線をつないでみると

PAX-A20

鳴りました。

何事もなかったように。

アルミの網線がつながっているこの金属部に直接つなぎました。

PAX-A20

とりあえず音が出で安心したので、ワニ口クリップでリード線をつないだままエンクロージャーに取り付けて音楽を聴いてテスト中です。

もう少し調べる必要があります。

ユニットの端子そのものが悪いのか、端子に平型端子をつけた短いリード線をつないでいますが、これがうまくユニットの端子に入っていないのか、導通が70Ωなのは片方だけなのか両方か、これらを調べると不良個所が特定できると思います。

調べるのはまた後日にします。結果はまた書きます。

過去にPAX-A20の音が小さいという記事を書きましたが、それも参考までにご覧ください。

PAX-A20の音が出たり出なかったりで困っている方がいたら、リード線をつなぐ位置を変えてお試しください。

ボイスコイルの断線だとどうにもなりませんが、導通があれば直るかもしれません。

 

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