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2023/02/01
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1970年7月に、プレーヤー・アンプ・スピーカーが一体になった廃品の真空管式アンサンブルステレオを譲ってもらい、これを直して楽しんだのがオーディオへのきっかけだったように思います。
ダイナミック型のトーンアームを直し、セラミックカートリッジを買ってきて交換し、ビリーヴォーン楽団の「真珠貝の歌」、サウンドトラックの「サウンド・オブ・ミュージック」など、手持ちのレコードを全部聴きました。
卓上型レコードプレーヤーでは聞こえなかった低音に感激したものです。多分、ゼネラル製。スピーカーは楕円形のダブルコーン。カートリッジは、SPとLPをレバーで回転させて切り替えるものでした。
(ほぼ同型のステレオ。1970年代)
アンサンブルステレオで半年ばかり楽しんだ後、プレーヤーとレシーバーを収めた大きなセンターコンソールと左右に2wayスピーカーがあるトリオ製セパレートステレオを小遣いを貯めて購入し、洋物のEPレコードを中心に毎日のように聴いていました。
プレーヤーはリムドライブでカートリッジはMM型でした。当時のFMステレオ放送も無駄なしゃべりがなく音楽を中心とした聞き応えのあるものでした。
(セパレートステレオのレシーバーと同じ外観のもの。TRIO-TW200。1970年代)
それから永い時間をかけて、70年代にコーラルCX-5スピーカー、SONYレコードプレーヤーPS-X30A、80年代にヤマハプリメインアンプAV-5、ヤマハCDデッキCDX-500、90年代にSONY製MDデッキMDS-JE510、マランツCDデッキCD-16D、B&WスピーカーCDM1SEなどの単品コンポーネントを揃えて来ましたが、2000年以降はほとんど聴くこともない状態が続いていました。
ところが2006年になって、ふとしたきっかけで真空管に興味を持ち、TU-880管球アンプキットを作ってみると、きれいな音色や予想に反して弾むようなダイナミックな躍動感にすっかり魅了されてしまいました。
6BQ5、6CA7、6BM8、12AX7という球の名前も懐かしく、今でもロシアや中国で生産が続けられ、入手可能であることを知りました。
真空管アンプは、多くはキットという形で多くの機種が市販されていることも分かりました。ただ、昔の価格を知る者には信じがたい価格になってはいますが・・・。
2000年代は、アナログに回帰の年代でした。今ある装置はすべてこの4年間に揃えたものばかりです。
マニアには笑止千万の内容かも知れません。B級オーディオとは、できるだけ費用をかけないで目一杯「いい音・いい音楽」を楽しみたいという自虐の意味をこめたものです。
真空管アンプとレコードを中心に、アナログを楽しんでいます。熟年世代にとっても楽しめる趣味だと思います。懐かしい方も、初めての方も、興味のある方はどうぞご覧下さい。(2006年11月1日)
ホームページ「オーディオ父さんのB級オーディオのすすめ」もどうぞ。
あれから5年。大きなアナログ機器が重荷になってきました。2010年にはPCオーディオとの出会いもありました。
2011年の春からダウンサイジングを進めてきましたが、一応の区切りがつきました。
オープンデッキ、真空管イコライザーアンプ、真空管パワーアンプ、レコードプレーヤー1台、シュアーV15TypeⅢ等を処分し、ソースはFM、レコード、PCオーディオの3つに絞って真空管プリアンプとLM3886パワーアンプで聴いています。
ただ、6BM8シングルアンプ(TU-870)だけはいずれ入手したいアンプです。ずいぶん身軽になったように思います。年齢とともに趣味への考え方も変化します。それもまた新たな興味深い出会いがあって楽しいものです。(2011年9月)
最近になって複数のコメントを頂いていることを知り、あわてて承認いたしました。コメントを頂いた方には申し訳ありませんでした。なお、不快と感じたコメントは削除しましたのであしからず。(2020年12月)
※さくらブログに頂いたコメントは再掲してあります。