2025年6月1日(日)
雨模様の日曜です。スピーカーの試聴にはもってこいです。
仮設バッフル板に8CX-50を取り付けました。
エンクロージャーはダイヤトーンDS-32Bの箱を利用しています。バスレフポートもそのまま使います。ついでにスコーカーの穴をふさいでいるMDF板も黒く塗装します。
セットが完了しました。なかなかいい外観だと思います。
いよいよ試聴です。
今日はエイジングにも使用していた、J-POPをジャズで演奏する曲を使いました。
これはAmazon Music Unlimitedで検索するとたくさん出てきます。特にピアノが主体のジャズばかりを選びました。
関連した曲が次々とかかるので、気に入った曲を自分のプレイリストに登録していったものです。
ピアノの音色がくっきりとして、甘く何とも言えない良い感じです。この音色に一気に引き付けられました。
ホーンならではの、カラッとして澄んだ高音が控えめに鳴っています。
ベースがこれまた良いんですね。
音階がくっきりとよくわかります。どんどん前に出てくる音ではないですが、バランスよく鳴っていますし、重低音もきれいに聞こえます。
昨年(2024年)1月に聴いたときは1個だけだったし、16Ωだったせいもあるのか、中途半端な試聴でしたが、今回はじっくりと聴きました。
こんな良いスピーカーが1965年(昭和40年)に出ていたんですね。
知らないわけではなかったけれど、コーラルの音に先入観があって、昔は手に入れようという熱意はわきませんでした。
なので今入手したというのも、いい出会いなんだと思います。
まだエイジング途上なので、聴きこんでいくとまた印象が変わってくるかもしれません。
普段使っているパイオニアPAX-A20は、ちょい悪おやじ的な大人感がありますが、コーラル8CX-50は、いたってまじめな大人の音のようです。
甲乙つけがたいユニットです。
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