2023年7月5日(水)
入手したコーラルFLAT8-Ⅱですが、早く聴いてみたくてバスレフ箱に取り付けました。
バスレフ箱はいつものDS-32B箱です。
仮設バッフル板に表からビス止めして、DS-32B箱のウーハーの位置に取り付けました。ホーンツイータはOFFにしてあります。
意外と外形寸法が大きいので、取り付けはギリギリの位置でした。見た目もPAX-A20より大きく見えます。
いつも試聴で使うソースは、Amazon Music HDからです。
1曲目はヘイリー・ロレンのエリー・マイ・ラブから。
第1印象は「爽やかな音色!」でした。
2曲目 ヘイリー・ロレンのイマジン
3曲目 ジャシンタのムーン・リバー
4曲目 オルナのマイ・フェイバレット・シングス
どれも全体に爽やかな印象です。ヴォーカルははっきりとして、ピアノのキレが良いです。
音圧は95dB/W/mですが、数字ほど音圧が高いとは感じませんでした。PAX-A20は94dB/W/mで、こちらの方が聴感上はむしろ高い感じが。。。
サ行の強調感もなく、線が細かいこともなく、とても自然な音色です。
でも、低音が出ないですね。
5曲目 ウンサンのイエスタデイは、ヴォーカルの透明感がすごく良いです。
このあたりから低音が少し出てきたように思えました。高音域も少し伸びてきたような気がします。
おそらく、長く使われていなかったのではないかと思います。
低音はまだまだですが、そのうち出てくるでしょう。
ダブルコーンは、もともと好きな音です。
10代の頃に最初に聴いた管球アンサンブルステレオもダブルコーンでしたし、友人宅で聴いてモニターゴールドより良いと思ったグッドマン・アキシオムもダブルコーンでした。
20分ほど曲をかけたところで、どうしてもブライアン・ブロンバーグのWOODをかけてみたくなりました。低音が出るのか出ないのかを確かめたい。
そろっとPLAYボタンを押すと
出るじゃないですか!
低音も切れが良いのでクリア感があります。やや軽い感じがします。
軽い感じとは、体に響くような感じではないということです。
それに、WOODではベースがきれいに出ますが、一般曲ではまだまだ弱い感じがします。
FLAT8-IIは、爽やかさがある反面、しっとり感やピアノの甘い音は方向性が違うかもしれません。
でも、質の高い音だと思いました。コーラルの音としては特筆ものと思います。
大きめの高音用コーン紙です。このラッパのような形がいいんですよね。
鉄板プレスのフレームですが、ユニットの重量は2kgあり、ずっしりと重いです。
接続端子にはプラス・マイナス表示がありました。向かって右がプラスです。
エッジはやや硬い感じがしました。ダンプ剤は塗られていないように見えます。軟化処理は専用のものが必要かもしれません。無理に低音を出さないほうがいいかもしれませんね。
試聴は続きます。
FLAT8-II 規格
入力:最大35W
インピーダンス:8Ω
fo:40Hz
再生周波数範囲:40Hz~20,000Hz
音圧:95dB/W/m
有効振動半径(a):8.25cm
振動系等価質量(mo):10.3g
Qo:0.5
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