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コーラル 8CX-50 エッジ軟化処理

8CX-50 コーラル

2024年2月2日(金)

コーラル 8CX-50の音がなかなか良くて、FLAT-8 Ⅱに次いで、コーラルのイメージががらりと変わりました。

中音域やヴォーカルが強すぎず弱すぎず、ちょうどいい塩梅できれいに鳴っています。高音域もホーンならではの澄んだ感じが心地よいです。

低音はある程度出ているのですが、PAX-A20やFLAT-8 Ⅱでは感じ取れた部屋を揺るがす空気感が今ひとつ感じられません。

エッジを触ってみると明らかに硬いです。新品のときの柔らかさが分からないので、あくまでも感じでしかありませんが、FLAT-8 Ⅱに比べても硬さがはっきりと分かります。

スカイパーエッジと言うそうですが、まるでフィックスドエッジのようにコーンを押してみてもコーン紙は殆ど動きません。

エッジ軟化剤を1回塗ったのですがあまり効果が感じられなかったので、今日もう1回塗ってみました。垂れない程度にたっぷりと塗りました。

エッジ軟化剤

こちらは塗る前です。ダンプ剤らしきものが残っているように見えますね。

8CX-50 エッジ

これは2012年にヤフオクで購入したエッジ軟化剤です。12年経ちますが、まだ十分な量がありますし、まだ使えました。

成分は分かりません。オイル系と思いますが、ブレーキフルードではなさそうです。細めの筆で手塗りします。

エッジ軟化剤

塗るときの注意は、ごく小さな部分を塗ってみてエッジにシワが寄ったりしないか確認してから塗りましょう。

特に、高価なヴィンテージ製品ではエッジ軟化剤でエッジがしわしわになったという人もいますのでご注意。普通の布エッジには大丈夫だと思いますが。。。

塗るときは、エッジとコーン紙が接着されている部分には軟化剤がつかないように注意します。接着部分に軟化剤がつくと接着が剥がれるおそれがあります。

フレーム側はきわまで塗っても大丈夫です。

ツイータの取付部の裏側に隠れるエッジは、本当はツイータを外して塗ればいいのですが、無精をして筆を差し込んで手探りで塗りました。

※裏側に見えるネジを3本外せばツイータが外れますし、裏側からエッジに軟化剤を塗ればツイータを外さなくても可能です。

塗ってからブライアン・ブロンバーグのWOODをかけていますが、30分ぐらいすると次第に低音がよく出てきたことが分かります。

古いユニットで、何年も何十年も放置されたエッジには何度か塗る必要があるようです。

途中経過ですが、キレの良いベースの低音が出てきたので嬉しくなりました。

でも部屋を揺るがすような低音は全くと言っていいほど出ていません。

あと何度か塗ってみたいと思います。

★PS 2024/02/06 裏側もエッジ軟化剤を塗ってみました。

エッジ軟化剤

エッジはU字型をしてはいますが幅がとても細いクロスエッジです。

エッジ軟化剤

エッジの幅は約1cmしかありません。軽く押してみても硬さはほとんど変わりませんでした。もともと硬めのエッジなのかもしれません。

エッジ軟化剤

コーン紙も刷毛で掃いてきれいにしました。

コーン紙清掃

もう少しエッジが柔らかくなればもっと低音が出るはずなのに、軟化剤をたっぷり塗っても硬さが残ったままなので、これ以上は軟化は無理のようです。

8CX-50の別のユニットを手に入れてみたくなりました。

★PS 2024/02/12 エッジ軟化剤を塗り始めて2週間

部分的にですがエッジが柔らかくなっている箇所があります。

多くはまだ硬いままですが、時間をかけて何度もエッジ軟化剤を塗ってやれば、全体が柔らかくなる可能性が出てきました。

せっかちは禁物のようです。

やはり2本を入手したいものです。

 

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