2023年9月6日(水)
エンクロージャーは、ダイヤトーンDS-32Bのユニットを取り外したバスレフ箱を利用して、パイオニアPAX-A20とコーラルFLAT8-Ⅱを取り替えつつ楽しんでいます。
このスピーカー内リード線の端子がダイヤトーン仕様で幅2.8mmの平型端子なのです。
今までは、ワニ口クリップを使用して、この小さな端子とスピーカーの端子を繋いでいました。あくまでも仮設です。
きちんと接続したいのだけど、平型端子が小さいのでどうしようかと思いながら、そのままになっていました。
ようやく重い腰を上げることに。。。
平型端子は通常使うサイズとして、幅2.8mm、幅4.8mm、幅6.3mmの3種類があります。
自動車用の平型端子は110型、187型、250型と言った規格名称のようですが、幅が違うので互換性はありませんのでご注意。
PAX-A20のスピーカー端子はノブを押し込んで穴にコードを差し込むタイプ、コーラルFLAT8-Ⅱは幅4.8mmの平型端子です。
画像はコーラルFLAT8-Ⅱです。
この幅4.8mmの平型端子が大きさとしては扱いやすいと思い、これに取り替えることにしました。
平型端子はヤフオクでオス・メス10セットを300円で購入。真鍮製でピカピカしています。私は抜き差ししますのでストッパーがないタイプを使いました。(追記があります)
・PAX-A20に取り付ける方には短いリード線にオス端子を取り付けました。長さが違うのは片方は失敗してやり直したためです。
スピーカーに差し込むリード線は酸化を防ぐためハンダメッキしてあります。
平型端子は専用の圧着工具を使いますが、私は手元にあった電工用の圧着ペンチを使いました。電工用は4.8mmには少し大きいので十分にカシメる必要がありました。
平型端子を強く引っ張ってみてコードが抜けないことを確認します。
・DS-32B箱に使用されている2.8mmmの平型端子を4.8mmに取り替えます。大きさが全然違いますね。
この時点で絶縁カバーを入れ忘れたことに気が付きましたが後の祭りでした。
接続はこんな感じです。ショートが心配なので、スピーカーユニットを取り付けるときにプラスとマイナスが離れるようにして取り付けました。
もう片方は、忘れないように絶縁カバーを取り付けました。
コーラルFLAT8-Ⅱは、もともとスピーカーの端子が4.8mmのオスなので、簡単に接続できます。
これで小工作は完成です。
早速聴いてみました。
全体に明瞭度が少し上がって、すっきりした音になったのが分かります。
裸線での接続やワニ口クリップの仮設より、きちんと接続端子を設けることが大事なようですね。
P.S.追記 2023/10/08
「抜き差ししますのでストッパーがないタイプを使いました。」と書きましたが、この平型端子も凹側の中央部に突起があって抜けないような構造になっていました。
抜けないので無理に引っ張ると凸側のリード線が抜けて金具もろともに抜けてしまいました。
拡大鏡でよくよく見ると、凹側の中央部に突起を見つけた次第です。ドライバーセットのキリのように尖った工具を使って突起を叩いて凹ませます。
凹ませすぎると簡単に凸金具が抜けてしまうので、簡単には抜けない程度のところまで凹ませます。
ちょっとした細工が必要でしたので追記します。
今月はFLAT8-Ⅱを聴くためユニットを取り替えました。
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