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PAX-A20の断面 エンクロージャー寸法など

PAX-A20 フルレンジ

2022年11月6日(土)

古い初歩のラジオ誌にパイオニアPAX-A20の断面が載っていたので掲載します。1969年6月号です。

紙面にはPAX-20Hとなっていますが、6分割のマルチセルラーホーンと巨大なフェライトマグネットの形状からPAX-A20ですね。

s500-700-IMG_5291.JPG

ホーンツイータはネジを回すように回せば、そっくり外れそうですね。

ツイータからウーハーへの配線がどこを通っているのかはこの図からはわかりません。

次は、スピーカー自作マニュアル(昭和52年2月28日電波新聞社刊)に載っていた図面です。

PAX-A16

※ これらはバッフル面の裏側から取り付けることを前提にした図面になっています。

バッフル開口寸法は、172mmΦです。これで表からも裏からも取り付け可能です。200mmΦは、ダイキャスト製の取り付け耳の外周寸法です。

200mmΦの穴を開けてしまうと取り付けできないのでご注意!

再生周波数:45Hz~20kHz
入力:定格6W 最大12W
音圧:91dB/w/m
インピーダンス:8Ω
クロスオーバー:5kHz

s500-402-IMG_5300.JPG

PAX-A20

※ こちらもバッフル面の裏側から取り付けることを前提にした図面になっています。

バッフル開口寸法は、211mmΦです。これで表からも裏からも取り付けできます。236Φは、ダイキャスト製の取り付け耳の外周寸法です。

236mmΦの穴を開けてしまうと取り付けできないのでご注意!

再生周波数:35Hz~20kHz
入力:定格10W 最大20W
音圧:93dB/w/m
インピーダンス:8Ω
クロスオーバー:5kHz

s500-416-IMG_5297.JPG

もっと小型のエンクロージャーに取り付けるときも、この開口寸法が役に立ちます。

PAX-A25

バッフル開口寸法は、263mmΦです。これで表からも裏からも取り付けできます。280mmΦは、ダイキャスト製の取り付け耳の外周寸法です。

再生周波数:30Hz~20kHz
入力:定格20W 最大40W
音圧:94dB/w/m
インピーダンス:8Ω
クロスオーバー:3.5kHz

PAX-A25

PAX-A30

バッフル開口寸法は、310mmΦです。これで表からも裏からも取り付けできます。346mmΦは、ダイキャスト製の取り付け耳の外周寸法です。

再生周波数:25Hz~20kHz
入力:定格20W 最大40W
音圧:96dB/w/m
インピーダンス:8Ω
クロスオーバー:3kHz

PAX-A30

出典:「Audio別冊 スピーカー自作マニュアル」 昭和52年2月28日発行 電波実験社

この本は便利ですので中古本を入手しておくと良いと思います。

 

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