2022年11月5日(土)
箱に組み込んでみました。箱はDS-32Bのバスレフ箱です。
まだ、テストなので、スピーカーリード線は仮設バッフル板に穴を開けて直接取り出しています。
このPAX-A16ですが、3分割されたマルチセルラホーンの付いたホーンツイータが中央に固定されています。ウーハーとは別の磁気回路です。
ホーンの裏側に低域カット用のコンデンサが見えます。
PAX-A16の銘板です。入力は6W(最大12W)と、ダイヤトーンP-610DBの7Wと同等です。
ガッチリとしたダイキャスト製フレームです。
スピーカーターミナルからのアルミ線はコーン紙を貫通して低域カットのコンデンサを経由してツイーターに入り、貫通部のハトメにウーハーからの配線が半田付けされています。
仮設バッフルに取り付けました。穴の大きさはP-610DB用で小さいため、内側から取り付けてあります。
スピーカーターミナルは、ボタンを強く押し下げるとリード線が入る穴が出てきますので、そこに差し込む方式です。
内側の取付穴では開口の134mmではわずかに不足で取り付けできませんでした。やむなく外側の取付穴でビスをねじ込んであります。
スピーカーのダイキャスト製フレームは、50年経過していて、無理をすると割れてしまう恐れがあったので、画像のように端材を加工した下駄を履かせました。
これを箱に取り付けたのが最初の画像です。
テストで音出ししてみました。
サリナ・ジョーンズの「SAILING」の最初のベルでしょうか、澄んだベルの音がとても綺麗で、これがホーンの魅力ですね。
低音も不足はなく、ブライアン・ブロンバーグの「WOOD」も難無くこなすのには驚きました。
詳細はもう1台が届いてから、もう一度ゆっくりと聴きたいと思っています。