2008年3月28日(金)
いささか古い雑誌を入手しました。昭和52年2月発売の「AUDIO別冊スピーカー自作マニュアル」です。
このころはまだ自作が全盛の時代で、シングルコーン一発はもとより3Way、4Wayまで自作される方も多かったのです。
パイオニア、フォステクス、コーラル、ダイヤトーン、テクニクスなどからは箱とユニットがセットになった組立キットが発売されていて、何と3Wayのキットもありました。
またドロンコーンも一般的でした。その音がよかったかどうかは別にしても、古き良き時代でも一番輝いていたころです。
今回この冊子を購入したのは自作記事を見たかったわけではなく、巻末に「スピーカーユニットオールガイド」という資料編があって、タンノイHPD385、HPD315、HPD295の各サイズ推奨箱の図面やJBL LE8Tの標準箱の図面が載っていたからです。
これらはネットで探してもまず見つかりません。とても貴重な図面です。
また、当時の懐かしいコーラル10CX-50シリーズやパイオニアPAX-A20シリーズの図面なども載っていました。
画像ばかりになりますので多くをお見せできませんが、JBL パラゴン、アルテックA7、ダイヤトーン2S-305のほかP-610などフルレンジ、ウーハー、ミッドレンジ、ツイーターの各メーカーのユニットが多数載っていて見ているだけでも十分に楽しめました。
30年前の当時の価格にも興味深いものがあります。懐かしい向きに画像を上げておきますのでご覧下さい。