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カートリッジ シュアー V15 type3 視聴しました

シュアーV15Type3 カートリッジ

2008年1月10日(木)
SHURE V15 typeⅢが欲しいと思っていたところ、友人から貸してもらえることになったので速攻でビルエヴァンスを聴いてみました。

第一印象は音離れの良さです。音と音がまとわりつくことなく素早く出てきます。

ピアノの鍵盤を叩きつける強い音が素晴らしいスピードで響きます。

やはりV15はジャズを聴くときに最も真価を発揮しそうです。タンノイで聴いてさえこうなのですから、JBLとの組み合わせではどんなにいいか容易に想像がつきます。

V15をとても気に入りました。ただし、針圧が1gと軽いのでスクラッチを良く拾ってしまい、ノイズが少々耳障りに感じる場面がありました。

ただ、V15の良さもマッキンC22に負うところが大きいと思います。途中でサンバレーのプリSV-3&SV-6につなぎ替えてみたところ、とたんに濃密さが薄れ、味気ない音になってしまいました。

マッキンの実力がおぼろげながら分かってきました。音の厚み、コク、まろやかさが絶妙なのです。出しゃばり過ぎず薄味過ぎず、やはり実力のある管球アンプの貫禄ですね。

ヴィンテージのC22はとても無理だとしても、もう少し味わいのあるプリアンプが欲しくなりました。欲しいものの輪がどんどん広がっていきます。

シェルはSME

シュアーV15 Type3

針圧は0.7g~1.2g

シュアーV15Type3

シュアー V15 Type3 諸元

発売開始年:1973年
当時の定価:33,000円
製造国:アメリカ
周波数特性:10Hz~25,000Hz
出力:3.5mV
チャンネルセパレーション:28dB(1kHz)20dB(10kHz)
適正負荷:47kΩ
針圧:0.7g~1.2g
重量:6g

 

 

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