2007年3月6日(火)
カートリッジのなかったプレーヤーにDENON DL-103が収まりました。友人が見かねて譲ってくれたものです。
ファンには説明するまでもない定番中の定番ですね。もともとは、1970年にNHK技術研究所と電音が共同開発した放送局用のカートリッジですが、要望に応えてコンシューマー向けにも販売することになったものです。現在でも販売されている息の長いモデルです。
DENONサイトより ⇒ DL-103
早速、アームに取り付けてみると、しっくりときます。針圧が2.5g±0.3gで、やや重めです。
ところが取扱説明書がないので針圧調整が分かりません。Webを見ていると、どうやらバランスウエイトと針圧の数字が刻まれたリングは別々に動くようです。
水平にウエイトを調整した後、リングだけを回して針圧0gにあわせます。そのあと規定のg数値になるまでウエイトを回してやれば良さそうです。あとは昇圧トランスを入手するだけでいつでも聴けます。
待てばよいのに動作確認のつもりでアンプにつないでみました。MM入力端子なのでほとんど聞こえないだろうと思ったのですが、VRを9時まで回すと小さいながらもきれいに聞こえます。
でも早々にやめておきました。ちゃんとトランスにつないでいい音で聴きたいですね。