2016年6月4日(土)
今日はソニーロリンズ、ジョンコルトレーン、ビルエヴァンスのLPを聴き比べました。
でもそのときに、プリアンプのサンバレーSV-3のボディーに手が触れたとき、スピーカーからコツンと音が聞こえたんです。
SV-3のボディーを指先で突いてみると、そのたびにスピーカーからコツン、コツンと音が出ます。アンプが振動を拾っています。
ネットで調べると、ヒットしたのがこちらです。
>http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10134422895
—–引用 ここから—————————————————-
初段管のグリッドの振動に起因するものです。
初段管を耐震性の高いものに交換すると改善します。
「12AX7互換球 耐震性」で検索するとヒットします。
真空管の「マイクロフォニック」と言う現象です。
テスト方法として電源を入れた状態で、割りばしなどでごく軽く叩いてください。マイクロフォニックの出た真空管はもう使えません。危険物として捨ててください。
一番影響の多いのは初段管ですが、マイクロフォニック現象は全ての真空管で発生します。
—-引用 ここまで—————————————————–
マイクロフォニック
>http://www.op316.com/tubes/tips/tips4.htm
かなり現象は進んでいるようで、アンプの箱、内部の配線、基盤、どこをたたいても音が出ます。
指先でコンコンたたきましたが、ネット情報にもあるように割りばしの先などでそっと叩くのが本当ですね。
真空管を取り換えるしかないようです。SV-3は裏蓋の8個のビスを外します。
外したところです。真空管は付属の6DJ8を取り外してE88CCに替えてあります。
TESLA製E88CCはチェコ製で、以前サンバレーで販売されていた、コクマロをねらった球でした。2本で5,000円ほどだったと思います。もう8年も前です。
>https://audio-world-sblo.com/article/83004940.html
>https://audio-world-sblo.com/category/2707816-1.html
そっと取り外します。
付属していた6DJ8を取り出してきてソケットに差し込みました。
外したE88CCです。いい音だったんですけどねー。
ソケットの向きが悪いのか、セットすると球の名称が後ろを向いてしまいます。
結果は、ボディーをたたいてもスピーカーから音が出なくなりました。大正解でした。
でも、純正の6DJ8は味気ないんですよね。交換候補の球を探しましょう。ソニーロリンズ、ジョンコルトレーン、ビルエヴァンスの聴き比べは、また次に書きます。