2016年5月29日(日)
取り替えたホーンの音を聞きたくて、今日はレコード三昧です。ホーンツイータはクライスラー SK-2169Dです。
やっぱこういうときはジャズですよね。マイルスデイビスの「サムデイ・マイプリンス・ウィルカム」。トランペットの響きが心地よいです。
マイルスは裕福な環境で育ち、ジュリアード音楽院に入学しているんですね。キャノンボールの「サムシンエルス」も持っています。
コルトレーンとも同時代で一時クインテットを構成していたり、その後はビルエバンスをメンバーに迎えたこともあるそうです。
ちょうどセクステッド(6人編成)の時代のLPがこのサムデイ・・です。ジャケットにはコルトレーンの文字が見えます。
時折り、カーンとなるシンバル(ベル?)の澄んだ音が印象的です。ホーンでは、トランペットを吹くときに息を吹き込む音にならない音が聞こえたり、収穫は大きいです。
これはコーンやドームでは聞こえないかもしれません。
ウィズ ジョン・コルトレーン
私がジャズを聴くきっかけになったのは、ビルエヴァンスのワルツフォーデビーを聴いてからでした。もう20年近く前になります。
ビルエヴァンスの3枚目に買ったLPがこの「サンデー・アット・ザ・ヴィレッジヴァンガード」です。
再販売版なのか新品でした。このLPは、スコット・ラファロのベースソロがふんだんに録音されています。
まるでスピーカーの性能を試すような版です。DS-32Bは見事に弾むような低いベースを正確に再現してくれました。低音に関しては言うことなしです。
ベースの弦の上を指が滑る音などの細かなニュアンス(陰影)が聞き取れます。普及クラスのスピーカーではなかなかニュアンスが聞こえないんですが、DS-32Bは優秀ですね。
ホーンの魅力がよみがえってきました。でも、SK-2169Dではちょっと物足りないかも。JBL 075あたりが欲しいです。かなり高価ですが入手したいところです。