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300Bシングルアンプ サンバレー SV-501SE 試聴

SV-501SE サンバレー

2006年11月20日(月)
友人から借りた300Bシングル・メインアンプ。ザ・キット屋のSV-501SE(99,800円)組み立て品です。

シャーシー上に並ぶ電源トランス・出力トランスがとても重く、重心がかなり高い。300BはWE製ではなくElectro-Harmonix製です。この球だけでもペアで2万円以上します。

シャシーには300Bのバイアス調整用の半固定抵抗があり、プレート電流をみる電流計も付いています。

中高音の透明感は素晴らしく、ピアノの響きがたいへん心地よい。重低音の響き渡るほどの量感は特筆ものです。

このアンプはB&W CDM1SEととても相性がいいようです。FE107Eにつないでみると、能率はこちらの方が高いのに量感が全然出ない。

SV-501SEは、片ch8W程度の出力なのだけれど家庭でのメインシステムとして十分使えます。6L6やKT-88のアンプも欲しかったけれど、300Bを聴いてしまうとやっぱりこれだなあと思います。

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2006年12月8日(金)
このモデルを譲ってもらうことになりました。製作して2年とのことで現行モデルです。一度友人宅に戻りましたが、12月8日に再び我が家にやってきました。

その姿は武骨と言ってもいいくらい飾り気がありません。

でも、スイッチONのあと約1分後にプレート電流を流す、リレーを用いた遅延機構や、全ヒーターの直流点火、300BのB電源にチョークコイルを採用、大型の出力トランスなど、内容はワンクラス上で、この価格ではシャーシの化粧まで手が回らなくても仕方ありません。

前回はLUXKITのプリアンプを借りて使用しましたが、今回はCDダイレクトです。入力レベルが不足ぎみのせいか音量がやや小さめでした。小型の質の良い管球プリアンプが必要です。

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