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イコライザーアンプの不調 サンバレー SV-6

SV-6 サンバレー

2007年9月14日(金)
初めは調子よく聞いていたプリアンプが、今月に入って急におかしくなりました。

プレーヤーにつないでレコードを聴こうとしていたところ、無音状態のとき、左chのウーハーが大振幅しているのに気付いたのです。

おそらく5Hz程度のゆれですが、ボイスコイルを焼き切るおそれがあるので即ボリュームを下げてスイッチOFFにしました。

ネットで調べても、似たような現象の記事はありませんでした。四苦八苦したあげくようやく原因箇所を突き止めることができました。

長文になりますが、参考にしたい方のために少々詳しく書き記します。

RCAケーブル、MCトランス、プレーヤーといろいろ調べてみて、イコライザーアンプ本体が原因であることが分かりました。

最初、モーターボーティング現象(超低域発振)を疑いました。メーカーに問い合わせてみると、RCA端子のアース側のハンダ付けをやり直してみて欲しいとのことで、さっそくやってみましたが効果なし。

RCA出力端子の電圧をアナログテスターで測ってみると、アンプ単体で左側chのみにDCレンジで最大±5V程度の振れがずっと出ています。

イコライザー出力はせいぜい0.3Vですから信じがたい電圧が出ていることになります。プリント基板はメーカー完成品ですが、基板のハンダ箇所で怪しいところをすべてやり直しました。結果は同じ。

やはりここはじっくりと電圧を調べるしかありません。幸い回路図がメーカーから公開されています。回路図がある程度読める方はご覧下さい。

※回路図のURLはもうなくなっていました。
http://www.kit-ya.jp/etc/images/AS00004-C.jpg

※回路図を探してみます。

B電源は、倍電圧整流でDC300Vを取り出し、安定化回路によりプレートに電圧変動の少ない良質のB電源を供給しています。

初段と終段のプレート電圧が書かれているので、回路図と基盤を追ってポイントを探して測定しました。

初段右ch(6番ピン)160Vで異常なし。

初段左ch(1番ピン)160Vで異常なし。

終段右ch(6番ピン)230Vで異常なし。

終段左ch(1番ピン)175V・・・異常ありです。

規定値は230V。しかも、175Vから±5V程度の振れがあります。

安定化電源の供給ラインには270Vがきているので異常ありません。

ということは・・・回路図を見ると47kΩ1Wの抵抗によって終段左chのプレートに電圧が供給されています。抵抗のハンダ付けをやり直します。これでなおれば問題解決でした。

ところがプレート電圧はやや上昇したものの電圧変動が続いています。これは47k1W抵抗の不良しかありません。

これを画像に取ったのが下のもの。右側真空管手前に黄色いフィルムコンデンサーがありますが、このフィルムコンのすぐ手前にあるカラーコードのついた抵抗です。手持ちがないので入手したら取り替えて確かめてみます。

SV-6故障i

このような経過で、初めはお手上げだと思ったのですが、不良箇所の目星を付けることができました。

ところで、スイッチを入れるとヒーターが暖まるまでの間、初段・終段のプレート電圧が300Vを超えています。

これは、カソード・プレート間に電流が流れない(真空管を挿していないのと同じ)ために、抵抗による電圧降下が起こらないためです。

真空管ばかりでなく、コンデンサの耐圧が250Vしかないものもあって、こちらの方が心配です。リレーによる遅延回路は必須だと思います。こんなところはけちらないで欲しいものです。

 

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