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サンバレー SV-6 修理完了

SV-6修理完了 サンバレー

2007年10月28日(日)
イコライザーアンプSV-6のその後です。

サンバレー・キット屋さんと何度かメールのやりとりの後、左chから低周波電圧が出る原因を調べてもらえることになり、1ヵ月前の9月19日にSV-6を送りました。

10月22日になってキット屋さんから連絡があり、修理完了したとのこと。

原因の究明にはかなりの手間がかかったようです。原因は、カップリングコンデンサーの劣化によるリーク電流で真空管のバイアス電圧が振られて、結果として可聴帯域外低周波のノイズとなっていたとのことでした。

通常は短期間の使用で劣化する部品ではないのだが、特性のばらつきとして早く劣化したものと思われるとのことでした。

今年9月14日のブログ「プリアンプの不調」をご覧になった方にはその続編となりますが、不良箇所は私の予想箇所とは違っていました。

考えてみれば、B電源に安定化電源を使用していて、他のプレート電圧に異常がなく、球を替えても特定のプレート電圧のみが低くて振れがあるならバイアスの方を疑うべきでした。

また、真空管ソケットのハンダ付けに一部浮き上がりがあったとのこと。これは、SV-6の真空管の基盤がスポンジでフローティングされていて、真空管を差し替えるときに基盤に無理がかかるためです。頻繁な差し替えはひかえるべきでしょう。

SV-3やSV-6の記事はWebで探してもとても少ないのです。メインで使っている方はいらっしゃるのでしょうか?。

入手後すぐの不調だったので、聴いた時間はわずかでした。

LUXKIT A505と替えて試聴すると、どちらも甲乙付けがたい良い音です。以前はSV-6、SV-3の方がいいと思ったのに、テレフンケンを使用したA505がとても健闘しています。

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