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エレキット TU-880 製作記

TU-880キット エレキット

2006年11月8日(水)
B級オーディオ編をこちらに移しましたので、10月に作った真空管アンプキット製作記を以下にまとめました。

2006年10月3日(火)
スピーカーを作り始めてまもなく、真空管アンプキットTU-880を入手しました。

5極管6BQ5を用いたシングルアンプです。レコードプレーヤーのイコライザーアンプも内蔵されています。パワーアンプなのですが、CDプレーヤーをダイレクトにつなぐことができます。

真空管工作は実は初めて。部品が大きいので組むのは比較的楽なのですが、手元でのプリント基板へのハンダ付けは目の焦点が合わず、こちらの方が大変です。

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2006年10月4日(水)
メイン基盤は割と簡単に完成します。実体図と見比べて、部品の取付ミスだけは絶対ないように注意します。ケミコンに高電圧がかかりますので間違うと破裂の危険があります。

普通の錫ハンダを使用してしまいましたが、銀入りハンダの使用をおすすめします。音の違いが分かるかどうか疑問ですが、気分的にいいですから。

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メイン基盤の裏側に真空管ソケットが付きます。傾かないように注意。ここまでで4時間かけました。

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2006年10月5日(木)
こちらはイコライザー基盤。IC1個と出力にはFETが2個付きます。細かい作業が続くので目には大変な負担です。3時間かかりました。

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2006年10月7日(土)
電源トランスは重いです。出力は250Vと6.3Vの2系統しかありません。コアもむき出しですので、後でカバーが付きます。

リード線がシャシーの穴を貫通するところにはゴムブッシュが欲しいです。リード線は指定の長さより心持ち長めにカットした方がよいです。

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2006年10月9日(月)
シャシーの中に出力トランスを取付け、メイン基盤、イコライザー基盤、スイッチ基盤、端子基盤を固定したら、基盤同士をリード線でつないでいきます。

これがこのキットで一番面倒なところです。根気がいりますので淡々と進めましょう。ここまでで延べ10時間かかっています。ゆっくりと確実に進めることが一発で動作させるコツでしょう。

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CDプレーヤをセットし、壊れてもいいスピーカーをつないでスイッチオン。緊張の瞬間です。

およそ30秒後、スピーカーからきれいな音楽が流れ出たときは感激しました。前面パネルを取り付け、最初の画像のように完成です。

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箱は捨てるのが惜しくて取ってあります。CDケースと比べるとコンパクトな箱です。

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