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DENON DCD-1515AL

DCD-1515AL CDプレーヤー

2008年10月9日(木)
DCD-1515ALは1994年製のCDプレーヤーです。中古の、あまりに安さについ手が出てしまいました。

昨年も中古でCDプレーヤーを購入したのですが、そのマランツCD650は、世間の評判とは裏腹に色づけがきつくて、美品でしたがまもなく手放してしまったのです。

購入したDCD-1515ALも経年を考えると外観は超美品でした。DENONのCDプレーヤーは初めて聴きます。早速聴いてみました。

とても芯がありメリハリのきいた音というのが印象です。特に中低域の力強さは圧倒的です。中高域にはじゃまにならない程度に少しつやがありこれがDENONらしさを出しています。

DENONの音色をとても気に入りました。

10年ほど前まで持っていたDENONの3ヘッドカセットデッキDR-F2の音を思い出させます。

CDプレーヤーとしては、90年代のDENON 1500シリーズや1600シリーズの音色は出色と言っていいかも知れません。ロングランの理由が分かるような気がします。とても好感の持てる音色です。

そしていつものように直後にレコードをかけてみると、たいしてCDの音に落胆せずに済みました。

90年代のDENONのCDプレーヤーはなかなかのものです。機会があればDCD-1650も聴いてみたいと思いました。

レコードは、ジュリーロンドンのヴォーカルをかけました。ヴォーカルの生々しさはやはりレコードならではのものです。

メリハリ感はCDの得意な分野なのでしょう。しかし、人間の声の表現など、ニュアンスの表現ではCDではDENONをしても太刀打ちできそうにありません。

おそらく、価格の問題ではないでしょう。現行デジタル方式の限界なのでしょうか。

PS.2009/1/31

このCDプレーヤーは、CDを入れても認識しないことが時々あります。時間:曲数表示が「00:00 00:00」のまま動かないのです。これは以前に購入したCDエクササイザーの出番です。

リピートをかけて20回ぐらいピックアップを強制的に端から端まで動かしてやることで、固まったグリースを可動範囲外に追いやり、ピックアップがスムーズに動くようになります。その後、CDを入れるときちんと認識するようになりました。

DCD-1515AL 94年製

DCD-1515AL

背面。DEGITAL OUTがあります。

DCD-1515AL

DR-F2 80年製

sDENON_DRF2.jpg

 

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