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ロクハン DS-32B箱の利用は難しかった

バックチャンバー ダイヤトーン

2022年7月22日(金)
ずっと梅雨の気候が続いている7月です。

DS-32B箱(エンクロージャ)をロクハン用に再利用するつもりで仮設バッフルまで準備していたのですが挫折しました。

25cmウーハーの位置に仮設バッフルを付けて、ダイヤトーンP-610DBやパイオニアPE-16を設置して毎日楽しんでいました。

次に、フォステクスFT40H(ホーンツイータ)をスコーカーの位置に移設して、ツイータの穴を塞ぐという段取りで、5mm厚のMDFボードをカットして取り付けまでできました。

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そして、いざFT40Hを取り付けようとすると、何と! 奥行きが足りず、ホーンの半分ほどが飛び出た状態で収まりません。

スコーカーはバックチャンバーがあって専用室になっているのは知っていましたが、奥行きが足りないとは考えてもいませんでした。吸音材が詰まっていて奥を確認しなかったのがいけなかったです。

吸音材を取り除いてみると、奥行きは6.5cmしかありませんでした。

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奥の仕切りもパーティクルボードで、ゴムのハンマーで叩いて抜こうとしてみましたがびくともしませんでした。

ツイータ穴から覗くと、仕切りの厚みは12mmほどありそうな丈夫な構造でした。

となると、自由錐を使って電動ドライバーで穴を開けるしかありません。12mmほどの厚みのボードに穴を開けるのは楽ではありません。

その前に、じゃまになるスピーカーのリード線を抜こうと思い、アッテネーターを取り外そうと四隅のネジを外しても、これがびくともしません。

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ツイータ穴からスマホを差し込んで写真を撮ってみました。

どういう構造なのかよく分かりません。おそらくアッテネーターの表面カバーだけが外れて、ロータリースイッチは躯体に固定されているのでしょう。

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表面カバーを外そうと先の細いマイナスドライバーでこじってみようとすると、カバーにヒビが入る気配があったのでやめました。

DS-32Bは裏蓋が外れませんし、見た目よりもはるかに丈夫な構造です。

ここで気持ちが折れました。

DS-32B箱の利用はやめて、ロクハン用エンクロージャーを探すことにします。

フルレンジの5kHz以上をホーンツイータに任せて楽しむつもりです。

ちなみに、DS-32Bは板厚15mm、バッフルのみ20mmで、外形寸法は高さ610mm×幅320mm×奥行き352mmで、内容積は約54リットルです。

この容積だと低音は十分に出ますが、できればもう少し小型にしたいのです。

YAMAHA NS-451の箱だと、外形寸法は高さ540mm×幅320mm×奥行き284mmで、内容積は約37リットル。

サンスイSP-50の箱だと、外形寸法は高さ502mm×幅325mm×奥行き248mmで、内容積は約30リットル。

30リットル以上は欲しいので、SP-50箱が大きさ的にはいいのです。でもどちらにしてもウーハーは20cmなので加工が必要です。

ちょうど良い大きさのロクハン箱が出てくると一番いいんですが。。。

 

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