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サンワダイレクト ネックスピーカー 400-P085

サンワネックスピーカー あらかると

2020年7月11日(土)
サンワダイレクト(サンワサプライ)製のウェアラブル・ネックスピーカーを購入しました。JBLサウンドギヤはヨメのなので、これは自分用です(右側)。

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JBLサウンドギヤに比べて価格は約半分のサンワダイレクト製ですが、口コミはとてもよく、低音もしっかり出るというのを見て期待して買いました。JBLサウンドギヤと比較したいと思います。

外観はやや華奢な感じです。首の部分がシリコン樹脂なので自由に曲がり、首に入れやすいです。重量は175gと軽く負担にはなりません。(サウンドギヤは350g)

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電源を入れずに電源スイッチを2秒長押しでBluetoothのペアリングの準備ができます。スマホ側からこのネックスピーカー「400-SP085」を見つけて接続します。簡単に接続ができました。

さて音はというと、聴きやすい良い音です。刺激的なところがなく長時間の視聴でも飽きがこないところがすごいです。

低音は出るには出ますが、本当の低いところは振動として感じられます。

f特は、JBLサウンドギヤが20~20kHzに対し、サンワダイレクトの方は90~18kHzとなっていて、聴いた感じはまさにこのf特のとおりと思いました。

でも、聴き飽きない点ではサウンドギヤに勝ります。

サンワダイレクトは密閉式スピーカー。下の開口部の役割は不明。低音を振動させる何かが入っているのでしょうか。

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JBLサウンドギヤはネックの後方の両サイドにダクトが開いている

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ボリュームボタンが押しにくいというサンワダイレクトのスイッチ。確かに押しやすいとは言えないけれど、2つ目が”+”、3つ目が”-”というのは感触で何となく分かります。スイッチはこれのみ。

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JBLサウンドギヤの電源スイッチ。

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反対側にボリュームとプレイ/ポーズボタン。これも押しやすいとは言えない。

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サンワダイレクト製の唯一の欠点は、曲の頭がわずかに切れがちなことです。立ち上がりが遅いのかもしれません。スタートの頭が切れるのは気になります。

音源は、使っていないAndroidスマホにfoobar2000を入れ、CDからリッピングしたflacファイルで聴いています。

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トータルとして、はっきりくっきりとした音質のJBLサウンドギヤに対して、刺激的な音は出さないサンワダイレクト製。

どちらも面白いけれど、ピュアオーディオとしてはサウンドギヤの方がずっと上です。

コーデックの違いが影響していると思います。サンワダイレクトのコーデックは「SBC」と呼ばれる音質があまりよくなく遅延があるもの。

サウンドギヤは「SBC」のほかCD音質と言われる「apt-x」にも対応しています。

サウンドギヤでは聞こえる細かな音がサンワダイレクトでは聞こえないことがあります。

たとえて言えば、大口径3ウェイスピーカーがJBLサウンドギヤなら、サンワダイレクトは無名のシングルコーンスピーカーのよう。

何時間も聴いていられるサンワダイレクトの選択も悪くないと思います。

音量もやや違います。JBLサウンドギヤの方が大きな音が出ます。サンワダイレクトの方はボリュームを上げると大きな音は出ますが音が歪みます。

あと、SBCコーデックのせいか曲の頭切れだけは惜しい。

価格差と言ってしまってはおしまいですが、どちらか一つだけを選ぶのならJBLサウンドギヤでしょうね。

 

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