2009年11月20日(金)
ヤフオクで厚さ約4mmの純毛ターンテーブルシートを見つけ、色は違いますがLINNのような感じの見た目の良さに惹かれて購入しました。
見た目で購入したので音が変わることなどほとんど期待していませんでした。
触った感じは堅めのウールそのもので、曲げたら曲がったままのような弾性の少なさと、それとは裏腹に厚みの方向には凹まない堅さがあり、不思議な感触でした。
聴いた感じは、全体にメリハリが良くなり、解像度が上がり、明らかに低音が低いところまで良く出ています。
こんな物で変わるとは思っていなかったので、良い方向に変わってこのシートはもうけ物でした。
価格は1,600円と格安です。じっくりとレコードを聴き直す気になりました。
地味で目立たない音だったDP-55Mが、PL-30Lを凌ぐくらいになりました。
PL-30Lにも購入しようかと思っています。ただ、ウールですので、繊維くずがレコードに付くのが欠点です。吹き飛ばせばとれますけど。
純白のターンテーブルシートは不思議な魅力がありますね。
DP-55Mのプラッターはとても軽量なものです。これを回すACモーターのトルクは小さいらしいですが、小トルク、軽量プラッターにすることで振動やトルク変動を押さえているのでしょうね。
トルクを大きくすれば、プラッターもそれに見合った重いものにしなければバランスがとれないでしょう。これはベルトドライブのモーターとターンテーブルの関係とも同じなのでしょう。