2021年1月31日(日)
寒波が去って、久しぶりに日差しのさす穏やかな日曜になり、道路や庭の雪もほとんど消えました。
少し前から、仕舞ってあったレコードプレーヤーPL-30Lをどのように出そうかと思案していました。
急に思い立って、ラックの上の今までパソコンを置いてあったところにレコードプレーヤーを出し、パソコンは小物を置いてあった棚に移設することにしました。
これからはPC音楽をメインにしようと、かさばるレコードプレーヤーを思い切って仕舞ったのが、メモ書きによると昨年の8月22日でした。
でも、今年になってレコードが無性に聴きたくなって、でも部屋の整理もしたいしと、二の足を踏んでいたのです。
パッとレイアウトを思いついたので、早速実行しました。やっぱりレコードプレーヤーがあるのは良いですね。しっくりと来ます。
そしてこちらも無性に聴きたくなったのは、ジャズでもヴォーカルでもなく、1985年のアイドルのLPレコードです。下の方にちょっとだけ写っています。
中段にあるのは、サンバレーの真空管プリアンプSV-3、ヤマハのイコライザーアンプHA-5、DENONのMCトランス。下段はトリオのFMチューナーKT-7700です。
当時は松本典子さんのミュージックカセットをウォークマンで聴きました。優しい彼女の歌声に心を揺さぶられたのを覚えています。
もう35年も前ですけど、当時の感情がきれいに蘇りました。両面を全部聞いてほっこりした気持ちになり癒やされました。
PCだと、途中でプツンと止めるのも自由にできるので、案外じっくりと聴き込むことがないのかもしれません。レコードは選曲が面倒なので、ついそのまま聴いてしまいますね。
これこそがレコードの良さなのかもしれません。
さてPCの方は、新しい居場所に移って居心地が悪そうです。でもUSBコードは延長してあるし、ソースが入ったHDDもつながっているのでいつでも聴けます。
レコードプレーヤーのある風景がこんなにしっくり来るとは、やっぱり昭和の人間なのでしょうね。