2021年12月21日(火)
DS-200ZAがきて10日あまりが過ぎました。ほぼ毎日ジャズを中心に、クラシック、ヴォーカルを1日数時間、PC作業をしながらですが聴いてきました。
音が前に出てくるタイプなので、小型スピーカーという感じはあまりしません。25cm3ウェイのDS-32Bアルニコ改造といい勝負をしています。
低音もバスレフらしく迫力を伴ってどんどん出てきますし、弦もヴォーカルもきれいです。小型とは思えないいい音を出しています。
机に向かってPC作業をしているときは、スピーカーが背中の方になるのですが、後方から鳴る音はDS-200ZAとDS-32B改造機との区別がほぼ付かないほどの出来です。恐るべし16cmウーハー。
ただ、PC音楽でブライアン・ブロンバーグの「WOOD」を聴いたときにだけ、その差がはっきりと分かりました。
ブライアン・ブロンバーグの名盤である「WOOD」は、2001年に発表され『低音王ブライアン・ブロンバーグがベースに拘って完成させたアルバム』と言われるほど、ウッドベースやエレキベースがふんだんに配置された作品です。
DS-32Bアルニコ改造機では、くっきりとエッジが立ったエレキベースの小気味良い音階がきれいに再現されていくのに、DS-200ZAではエッジが立っていないのです。
低音はちゃんと出ているのですが、なにかピントがボケた音のように聞こえます。それまでのDS-200ZAの低音再生能力の高さから、不思議に思い何度もスピーカーをつなぎ直して確かめましたが、やはりDS-200ZAでは限界のようです。
DS-32B改造機の代わりにと思っていたのに、アルニコウーハーとホーンツイータの改造機は健在でした。代わりにするのはDS-200ZAでは役者不足でした。
小型機の限界というのはあるのですね。低音にこだわらなければ問題ないのですが、あいにく私は低音がきちんと出ているのを好むので、ちょっと残念な思いです。
高音もドーム型ツイータでは物足りなく、もう少し骨のある高音が出るようホーン型に取り替える予定です。今はホーンツイータの手頃な中古品がないため、入手次第取り替える予定です。
次にやりたいことが作業待ちになっています。
・スピーカー切替器のロータリースイッチ交換。
・PCオーディオはいちいちPCを起動するのが面倒なので、デジタル出力のあるCDプレーヤーと、デジタル入力のあるUSB DACを新たに購入したい。