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アルニコウーハー【その3】DS-32B ウーハーの外し方 その1

ウーハーの外し方 ダイヤトーン

2019年10月19日(土)
DS-32Bのウーハーの外し方をしるしておきたいと思います。

取付ボルトを緩めておけば自然に外れるというネット情報をもとに、ボルトを緩めておきました。

ボルトを外してしまうと、もしもユニットが外れたときに落下してしまうので、緩めるだけにしておきます。2日ほどこのままにしておきました。

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その結果、ウーハーの下端に小さなマイナスドライバーの先が入る程度の隙間ができました。

ドライバーを差し込んで、先をこじるとバッフルにもユニットにも傷がつくので、テコの原理でドライバーの持ち手の側を押し下げると、ユニットが少し浮きました。

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ここでボルトを全部外し、浮いた箇所にドライバーの柄の方を差し込んで一息つき、ゆっくりとユニットを持ち上げると簡単に取れました。

ユニットが浮いたバッフル面に、幅の狭いパッキンが取り付けられているのが見えます。

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スピーカーを外したところです。吸音材と奥にはネットワークが見えます。

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PW2531cmと印刷されていました。

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こちらはアルニコのPW-2522の方です。プラス・マイナス表記があり、リード線もそのまま入りました。

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予想通り取付ボルト位置も同じで、次のようにぴったりおさまりました。

DS-261のウーハーPW-2522を使いましたが、おそらくDS-28BのウーハーPW-2521もおさまるはずです。

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ユニットを比較すると、DS-32BのウーハーPW2531は、フェライトマグネットだけど巨大でユニットの重さもずっしりとしています。

片やアルニコのPW-2522は持ってすぐわかるほど軽いです。重量比で、PW2531が2.5kg、PW-2522が2.0kgでした。

取り付けできることが分かったので、もう一つのスピーカーも取付ボルトを緩めて準備中です。今のところウーハー部にマイナスドライバーが入る隙間がありませんでしたので。

さて、視聴した結果ですが、まだ左のユニットしか取り替えていないのですが、一聴して中高音域の明瞭度が上がりました。

ウーハーのクロスオーバーは700Hzです。なぜウーハーを取り換えて中高音域に変化があるのか分かりませんが、実際に変化があったので首をひねっています。

低音ですが、ダクトからは低音が出てはいるのですが、何て言うか、密閉のような音がします。

チューニングが取れていないのか、深い低音が出てこない感じです。例えばジャズベースの低音は出るのですが、弦の低音のバックでズンと来る本当に低い余韻のような低音が物足りないのです。

これは本来のPW2531では出ていたものです。

エッジに十分に軟化剤を塗ってしばらくはエイジングをしていこうと思います。

中古のユニットとはいえ、昭和50年(1975年)のスピーカーですから、何十年も使われていなかったとしても不思議ではありません。

PW2531ウーハーも最初は低音が物足りなかったものです。低音が出るようになるまで数年はかかりましたから。さてどうなりますか。

PS スピーカーはほぼ同じ寸法の25cmウーハーです。バスレフのダクトはそのままなので、同じ寸法で同じ周波数で共振するはず。

ということは、スピーカーを換えてもバスレフとして有効なはずですね。両方とも同じユニットに換えてからまた低音を確かめてみます。

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