2024年12月21日(土)
ここしばらくはパイオニアPAX-A20を聴いていたので、久しぶりにダイヤトーンが聴きたくなりました。
曲は今日の気分で竹内まりやの「Impressionz」をfoobar2000でかけています。まずは「駅」から聴き始めました。
出だしはいい感じで、よくこのプアーな形状のP-610FBでこんないい音がでるなあと感心していました。
ところがヴォーカルが始まって声を張るところでは、うるささが耳についてきます。これはP-610FBに限ったことではなく、P-610DBでも感じましたし、ダイヤトーンDS-32BやDS-200ZAでも感じたものです。
Amazon Music Unlimitedで聴きなおしても同じでした。
「マージービートで唄わせて」などはずっとうるさい感じ。AMラジオを聴いているよう。
ヴォーカルものでは、鈴木聖美の「タクシー」などでもうるささが感じられます。
でも「Forever Friends」のバックでなっているベースは魅力的だし、この曲はうるさくありません。最近よく聴く島谷ひとみのカバー曲ではこれもうるさくなく、きれいに鳴っています。
ダイヤトーンの中音域の特徴なのかと思いましたが、曲によるようですね。
NiziUのメンバーのRIKUが好きな曲を集めたRIKU’s MIX。とてもいい音で聴けました。
ちなみにNiziUメンバーの好きな曲がAmazon Music Unlimitedにはまとめられています。今のところ、AYAKA’s MIX、MAYA’s MIX、MAKO’s MIX、RIKU’s MIX、MIIHI’s MIX、MAYUKA’s MIX、NINA’s MIXがあります。あと2人ですね。
聴き方を変えれば、ライブ会場ではヴォーカルがうるさいことはよくあることなので、ダイヤトーンの音はより本物に近いと言えるのかもしれません。
ロクハンでもパイオニアPAX-A16やPE-16ではうるささを感じなかったので、小口径だからでもなさそうです。
念のためコーラルFLAT8 Ⅱに替えて「Impressionz」を聴いてみました。P-610FBと似たように、かなり声の張りは感じられ、AMラジオ的にも聴こえますがうるさいとまでは言えません。
ダイヤトーンはヴォーカルを選ぶと考えればいいのかもしれません。それでも、ときどき無性に聴きたくなるのはダイヤトーンの魅力なのでしょうね。
P.S. FLAT8 Ⅱは重低音が出なくなっていました。数カ月聴いていなかったのでエッジの硬化かもしれません。ただFLATやBETAのエッジはビスコロイドを使っていないので、一般的なエッジ軟化剤では効かないそうです。いずれ専用のエッジ軟化剤を使ってみようと思います。
P.S. 2024/12/25 ジャズをP-610FBは聴くと素晴らしい音質で鳴ってくれます。ベースが体に響いてきます。ビルエヴァンス「Explorations」、島津健一トリオ「KS ニューコンセプト・オブ・ピアノトリオ」など。
P.S. 2025/01/20 FLAT8 Ⅱは2週間ほど毎日聴きこんでいますが、重低音もきれいに出るようになりました。エッジの硬化はありませんでした。ダンパーかもしれませんが、聴きこむうちに出るようになったので、継続的に動作させるのが一番いいのだと思います。
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