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ダイヤトーン P-610DB 仮付で聴いてみました

ダイヤトーン P-610DB ダイヤトーン

2022年6月24日(金)
お待ちかねのP-610DBが届きました。
その前に午前中のうちに仮設バッフル板を作っておきました。その様子を残しておきたいと思います。

準備品。コードリール。ジグソー。ドライバードリル。罫書いたシナ合板。作業台。

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罫書いた様子。DS-32B改造機のウーハーをもとにしています。すべて現物合わせ。穴は直径145mmです。

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スピーカーの穴は自由キリで開けるつもりが、手持ちのものは最大120φまでしか開けられません。

P-610の穴は直径145mmなので、やむなくジグソーで開けることに。ジグソーの刃を通すための小穴をドライバードリルで開けておきました。

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いよいよジグソーで切っていきます。これがめっちゃ大変なんです。曲線ですから。刃が折れないようにゆっくりと切っていきます。

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開け終わりました。穴を2個開けるのに30分ぐらいかかっていると思います。

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仮設バッフル板の取り付けは、外したウーハーの取付穴を利用します。

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板厚が12mmのシナ合板を使ったのですが、ウーハーの取り付けボルトが根本の埋め込みナットまで届かないことが判明!!

やむなく穴を回転砥石で削って大きく深くしました。ようやく僅かにナットに引っかかったので、ソケットを使ってねじ込みました。2箇所で面倒になったので2カ所留めで済ませました。

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P-610DBです。最初にこのままで音を聞いてみました。プレス製のフレームは、ビスで取り付ける際の力で歪みそうです。

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確かにダイヤトーンの音ですね。中音域がきれいに出ています。低音もいけるかも。後ろに見えるのはDS-32B改造機から取り外したアルニコウーハーです。

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スピーカーをセットしました。配線を出すのが面倒なので、スピーカー端子にワニ口クリップでとめたリード線をスピーカーフレームに挟んでセット完了です。挟み具合は加減しました。

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ようやく視聴です。

いつもテストに使うサリナ・ジョーンズの「セイリング」をfoobar2000のPCオーディオでかけました。

どんな音なんでしょうか。

すごい!!

キレのいい低音が飛び出してきます。量感もたっぷりあって、これがあのプアーなプレスフレームのP-610から出ているんですか!!

ヴォーカルもはっきりとして聴きやすいし、冒頭のカーンとなるベル?の音がきれいに出ています。

サイモンとガーファンクルもヴォーカルがきれい。

中島美嘉の「雪の華」は、ヴォーカルが出しゃばらないけれど前に出てきて、はっとするような声に聞こえました。息継ぎもきれいに聞こえます。低音も豊かに出ています。

中島美嘉の「朧月夜」出だしのベースの低音が迫力を持って出ている。コーンの振幅は見えないので、余裕を持って出ているようです。

ジャズの「枯葉」96kHzのハイレゾ音源は、ピアノの音が生々しく聴こえました。ちょうどいいところでヨメが帰ってきてしまいました。続きは明日また聴きます。

とにかく低音がよく出ているのに驚きました。

DS-32Bの箱は45リットルの内容積です。推奨箱は66リットルですから、やや小さいのですが、低音を基準とするなら45リットルで十分だと思います。

というか45リットル程度はほしいという感じです。DS-32Bの長さ21cmもあるバスレフポートはほとんど効いていないと思います。

P-610DBの入力は7Wなので過大な入力は禁止です。でも、能率が高いせいか、ボリューム8時の位置でかなりの音量が出ていたので、普通に聞く音量なら問題ありません。

ここまで良質な音質を持つスピーカーだとは思いませんでした。メインスピーカーとして申し分ありません。恐るべしP-610DB。

みなさんが良いというのは間違いありませんでした。

実験してみたい気持ちが頭をもたげてきます。ホーンツイータをつなげてみたら高音域が改善される? P-610DBをDS-32B改造機のウーハーとして3ウェイにして鳴らしてみたらどうなる?。

実際にいずれホーンツイータはつなげてみようとは思っています。適当な箱も見つけたいです。
あすはもう少し聴き込んでみようと思います。

 

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