2021年12月11日(土)
中古で購入したダイヤトーンDS-200ZAが届きました。スピーカーをダウンサイジングするのが目的の一つでしたが、はたしてどうなるでしょうか。
狭いリスニングルームで、仕事場も兼ねているので最小限のものしか置けません。今はこんな感じでセットしています。
DS32Bアルニコ改造機の内側にあるコンパクトなのがDS-200ZAです。
16cmウーハーと、2.5cmドームツイータの2ウェイです。ウーハーは、アラミド素材のコーンを使っています。
ドームは、HD(ハイダンピング)アロイDUDドームというらしいですが詳細は不明です。ハードドームだということは分かります。
ウーハーのエッジは、布+ゴムに貼り替えられています。
向かって右側のスピーカー台は、手持ちのパイン材を利用して今朝急きょ作りました。本当はテーブルタップも台の中に入れる予定だったのですが、1cmほど狭くて入りませんでした。
入っているのはLM3886パワーアンプです。10年ほど前に、300Bシングルアンプより良い音になったので、取り換えたもので、過去の記事に当時の様子が載っています。
さて、その音ですが、まだ視聴は数時間なので本当の音はまだ聞こえていません。ウーハーのエッジも貼り替えてそれほど時間がたっていないようですし、あくまでも今の時点での感想です。
16cmウーハーは、ウッドベースの弾むような低音をきちんと再現しています。音量も十分にあって、ちゃんと低い方まで延びているのには驚きました。バスレフらしいおおらかな響き方をしています。
ボーカルは少し前に出てくるタイプですね。曲によっては、ややうるさく感じることも有りましたが、これは聴き込んでみないとわかりません。ダイヤトーンらしいきれいな音ではあります。
ツイータは、可もなく不可もないといった感じ。これは、早めにホーン型ツイータに替えてみようと思います。クロスオーバーは5kHzとなっているので、スーパーツイータ的な気がします。
ウーハーはフルレンジ的にネットワークを入れずに接続する仕様です。ツイータをホーン型に置き換えるだけで行けそうです。入手がやや難しいですが。フォステクスFT40Hがほしいのですが、テクニクスEAS-5HH7でもいいかなと思います。
トータルで、この小さな箱からよくこれだけの音が出るなという感じです。悪い印象はありません。昔持っていた、B&WのCDM1SEと似た鳴り方をする感じ。一番心配していた低音は十分すぎるほど出ていて、まずは一安心です。
DS-32Bアルニコ改造機と比べると、音のスケールと言った点では、やはり32Bの方が勝りますね。
これは、聴いてみなければわからなかった点です。
実は、スピーカー切替器の調子が悪いので、瞬時に切り替えることができません。修理用のロータリースイッチを購入したので、こちらもその様子を後日に書いていきたいと思います。