スポンサーリンク



※当ブログにはスポンサーリンク広告を含んでいます。

東芝TY-CLD5 CDラジオ イヤホン端子に外部スピーカーをつなぐと音が小さいのを改造

東芝TY-CDL5 あらかると

2022年12月27日(火)

少し前に古いコアキシャル・スピーカーのパイオニアPAX-A20を2台購入したのですが、1台の音量がちょっと小さかったため、適当なアンプを使ってテストしようと思いました。

ところが、PCにしてもポータブルCDラジオにしても、イヤホン端子にはスピーカー出力に抵抗が入っていて、外部スピーカーをつないでも小さな音しか出ません。

わざわざアンプを買うのももったいないし、なんとかポータブルCDラジオを改造しようと思いました。

イヤホンジャックにプラグを差し込むと内蔵スピーカーの配線がOFFになって、イヤホン端子の方に出力が流れます。

同時にイヤホン出力には抵抗を入れて出力をmWオーダーに下げています。これはイヤホンに過大な入力がかからないようにするためと、突然の大音量で耳を傷めないようにするためです。

なので、この抵抗を見つけ出してカットしてやればいいだけと考えました。

早速、改造開始です。

このCDラジオを改造します。東芝 TY-CLD5 2011年製です。音が良く、オーディオを聞かないときによく使っています。

s500-375-IMG_9436.JPG

CDとAM・FMラジオが聞けるタイプです。ちなみに、バスレフダクト風に見える四角い穴は、ただの穴でした。

s500-375-IMG_6185.JPG

外すビスは8箇所です。「ANT」の表示のあるビスは外しません。外すとロッドアンテナが取れてしまいます。

s500-375-IMG_6188-02.png

簡単に裏蓋が開きました。アンテナのリード線はコネクタがうまく外れないのでそのままに、電源コードのコネクタを外して裏蓋を開きます。

s500-375-IMG_6190.JPG

AC100V用のトランスと電源基盤が見えます。ACコードを差し込むとバッテリーの電源が切れるようになっています。アースもきちんと取ってあるし、ヒューズも入っていてちゃんとした作りですね。

s500-375-IMG_6192.JPG

こちらがメイン基板です。改造する箇所は赤丸の部分です。

s500-375-IMG_6195-02.png

右側の黒い端子はAUX入力、左側の緑色の端子がイヤホン端子です。基盤はビス2本で外れます。

s500-375-IMG_6202.JPG

裏側には端子が2個ついています。

s500-375-IMG_6204.JPG

プリントパターンを追った結果、次の赤丸の2個の抵抗がそれらしいことが分かりました。R440とR441です。右チャンネルと左チャンネル用に1個ずつです。

s500-375-IMG_6206-02.png

念のためにワニ口クリップで抵抗の両端子をショートしてみると、イヤホン端子に繋いだスピーカーの音量が大きくなりました。この抵抗で間違いなさそうです。

s500-375-IMG_6218.JPG

本来は端子間を線材でショートさせるのが良いのですが、なにせ小さなチップ部品なのでルーペでもないと見えません。やむを得ず、ハンダで両端子をつないでしまいました。

s500-375-IMG_6224.JPG

元に戻すときはハンダを吸い取ればいいだけです。チップ部品が壊れているかもしれませんが。。。

これで、イヤホン端子から取り出した信号でスピーカーを鳴らせるようになりました。

チップ部品には他にも L(インダクタンス)や C(コンデンサ)が見えます。本来イヤホン端子には必要ないものですが、アンプがDCアンプとか電流帰還型なのかもしれません。

でも、LやCは取り外していないので、多分大丈夫だと思います。

外部スピーカーで大きな音が出るようになりました。

音が小さいPAX-A20と正常なPE-16を繋いでテスト中です。しばらくこれでエイジングをしてみようと思います。

s500-375-IMG_6226.JPG

小工作ですが、老化した目には手強いです。工作用の両目で見えるルーペがほしいですね。ハンダを持つ手が震えるのも困ったものでした。

PS 2022年12月28日

朝からジャズCDを数枚かけて様子を見ていたところ、2時間半ほど経過した時点でスピーカーの音が揺れて途切れるようになったため再生を停止しました。

CDラジオの裏を触ったところ、背面から見て右上のアンテナの下付近に発熱を認めました。
熱いまではいかないものの、触ってすぐに分かる程度の発熱です。

これはアンプの異常なので、昨日の作業後のプリント基板の画像をもう一度チェックすると、作業した箇所のすぐ右横のハンダ付けからヒゲが伸びてプリントに触れているように見えました。

この画像です。

s500-375-IMG_6224-02.png

ルーペを使って仔細に見ると、作業していない箇所の半田からヒゲが伸びています。作業前にはなかったものなので、作業中にハンダごての先が触れたのでしょう。

銅網の吸い取り器を使ってこれを取り去り、さらに肉眼では見えない半田のかけらが数個あったのをメンディングテープに貼り付けて取りました。

この処置後にもう一度CDを連続再生して発熱がないか確認中です。30分ほどすると背面が暖かくなってきました。

発熱があるとすればオーディオアンプしかありません。該当箇所の基盤に載っているのが次の画像のICです。

s500-375-IMG_6237-03.png

拡大します。

s500-375-IMG_6237.JPG

「CHMC S3918 D8227」と読み取れます。
検索すると「D8227」というオーディオICが存在しました。やはりこれがパワーアンプのようです。左右2ch分が入っています。以前から発熱があったかどうかは分かりません。

再生を始めて約40分で音が途切れてきたので中止しました。発熱はケースが暖かく感じる程度ですが、IC本体は相当熱いのかもしれませんね。

CDラジオ本体でCDを再生する分にはまったく正常なので、外部スピーカー改造はアンプに負担がかかりすぎてダメなようですね。

内部スピーカーから直接出力を取り出せば良いのかもしれません。

⇒ 続きます

 

タイトルとURLをコピーしました