2016年11月19日(土)
雨の土曜日。マイルスデイビスのLP「カインド・オブ・ブルー」をじっくり聞きました。
同じくCD版のマイルスデイビスの「枯葉」をストリーミング再生で楽しみ、HDDの中のFLAC音源に混じってハイレゾ音源の「枯葉」を探し出しました。
数年前にe-onkyoからダウンロードしたはず。これをfoobar2000で再生しようとしたらエラーがでました。24ビットに設定されていないというエラーのようです。
fooba2000のOutputからデバイスを見ると、いろいろの出力デバイスがあります。WASAPI(push)のUSB audio DACを指定しています。この状態で16ビットのFLACファイルは正常に動作します。ところが、24ビットのハイレゾ音源は鳴りません。
ネットを検索して、PCのオーディオのプロパティーをいろいろ変えてみても鳴りません。万事休すと思ったのですが、foobar2000のOutputをよく見てみると、USB DACと名前がついているものが他にも2つあります。WASAPI(event)のUSB audio DACではやはりだめでした。
そして最後のDS USB audio DACを選択したら、何と16bitのFlacファイルも24bitのハイレゾファイルもどちらも正常に動作しました。
foobar2000のOutputデバイスは、「DS:スピーカー(USB audio DAC)」を選択するのが正解のようです。今後のために自分の備忘録として残しておきましょう。
2、3年前にfoobar2000をバージョンアップした時に、いろいろな設定がリセットされたようで、滅多に設定画面を見ないfoobar2000は以前の設定など覚えていないからトライアンドエラーしかありません。
これが面倒なのでfaoobar2000のバージョンアップはその後していません。
24ビット音源は本当に久しぶりに聴きました。16ビットでは出ない23kHzの音域も出ています。非常に繊細感があります。
でもねー、16ビットの方も悪くないんですよね。このブログでもたびたび書いていますが、むしろパンチがあるのは16ビットの方です。デジタル音源としては、30年以上前に確立された16ビット音源が完成領域にあったんでしょうね。
これは、CDの音がいいということとは違います。普通のCDプレーヤーで聴くCDの音は、私には鼻詰まり感のあるすぐに飽きがくる音です。このCDが、PCのストリーミング再生で外付けのUSB DACからオーディオアンプに入れるだけで素晴らしい音になります。
本当に蛇足ですが、以前のLINNの100万円以上するCDプレーヤーの音より、WindowsXPマシン+1万円のUSB DACの音の方がはるかに生々しいいい音だったことは、当時の友人宅のオーディオルームでLINNのユーザーが肩を落として帰って行ったことで実証されました。
こう書くと違うだろうという人が必ずいるのですが、B級レベルの趣味の世界の話なのでご容赦ください。
そして、そのあとLPの枯葉も聴きたくなって、手持ちのキャノンボールアダレイのLP「サムシンエルス」でマイルスデイビスの「枯葉」を聴いたときに、デジタル音源とはまた違う、切れの良い迫力のある音に驚き、聴き惚れました。
レコードの音も素晴らしい。これが1958年に録音された音源なのでしょうか。サムシンエルスはBLUE NOTEレーベルです。当時コロムビアと契約していたマイルスデイビスが、キャノンボールアダレイをリーダーの位置づけで製作したレコードであることは有名な話ですね。
ハイレゾ音源とアナログレコード。そしてFMの音をあわせて3つの音源が私の中では互角です。
PS
LPレコード用のビニル袋をネットで買いました。50枚入りで1,000円ほどです。これはLPレコードを保存するのに必需品ですね。
このように入れます。厚手のビニル袋なので重宝しています。サイズは、0.09×325×330mmです。