2015年11月29日(日)
昨日の記事の続きです。
このLPをじっくり聴いてみました。ちょっとノイズが入りましたので歯ブラシでざっときれいにします。これはまた後程に。
とても歯切れのいい録音におどろきました。曲によってはベースの低音が響いてきます。時代的にはビートルズとほぼ重なります。
サウンドオブサイレンスがヒットし始めたのもイギリスからといいますから、なにか因縁めいたものを感じます。
レコードの音で感激したのは久しぶりです。レコードにはレコードの良さがありますね。PC音源のような細かさとはまた違う、当時の現場の空気感が漂うようなリアルさがあります。まさにアナログの空気感です。
装置はダウンサイジングしたので大したものは残っていません。プレーヤーはパイオニアPL-30L、カートリッジはオルトフォンMC20mk2、イコライザーはオークションで2000円で買ったヤマハHA-5、プリはサンバレーSV-3、パワーは中国製LM3886、スピーカーはダイヤトーンDS-32Bです。全部過去の記事に記載があります。
画像はジャケットの内側にある二人の写真です。1968年ですから二人とも27歳、若いですね。私は当時13歳の中学生でした。
このLPを聴いたのは今回が初めてですが、1968年当時、友人から借りたスカボロフェアーのシングル盤を聴いていた時に、隣の部屋にいた今は亡き母が、良い音楽だねーと言ったのを覚えています。
洋楽のことなどまるで知らなかった母の言葉に、やっぱりいい曲なんだーと思ったことが懐かしく思い出されます。
このLPの1曲目はスカボロフェアーから始まります。
4曲目の「早く家へ帰りたい」という曲もよく知っています。曲名は初めて知りましたが。。。
「59番街橋の歌」もいいですね。1曲が1分とか2分なので、LP両面を聴いても30分もかかりません。当時の曲はたいだい3分以内でしたね。ビートルズのレットイットビーがやたら長くてびっくりしたものです。
歯ブラシでレコード掃除ですが、使う歯ブラシはデンターシステマの柔らかめに限ります。これは毛先がとても細くてレコード溝の奥にまで入り込んで、こびりついた汚れを取り去ってくれます。
ターンテーブルでレコードを回しながら歯ブラシを当てると、手先に凹凸の手触りが感じられます。2回転~5回転で急に凸凹が無くなり滑らかになるのが分かります。この感じで全曲を清掃します。
これでもノイズは若干残りますが、もう気にしません。かけているうちに消えるものは消えますから。消えないノイズはそんなものと思えばいいのです。
サイモンとガーファンクルの全5枚が欲しくなりました。少しずつオークションで買うことにしましょう。