2010年6月22日(火)
3カ月ぶりの更新になってしまいました。たまたま一昨日、キット屋のWebサイトを見ていたら、店主の日記の中にステレオ7月号の記事があるのが目にとまりました。
すでにご存じの方も多いでしょうが、19日発売のこの号には何とFOSTEX製の6.5cmスピーカーキットP650が2個ついているのです。
6.5cmのフルレンジなんて、普通に考えれば何てことないものですが、なぜかこういう形で出版されるととても惹かれるものがあります。
以前、学研のスピーカーキットについていたのは1個でしたが、今回の付録にはちゃんと2個ついているのです。
さっそく購入しようと、Amazon、ビーケーワン、楽天ブックスを探してみたのですが売り切れや取扱いできないとなっています。
大量のロットが作られるわけもなく、おそらく限られた数しかないと踏んでキット屋の購入ページで発注し、今日到着しました。
Amazonなら送料無料なのに送料が600円かかってしまいました。
6.5cmスピーカーを購入しようと思った理由はこうです。
うちの液晶テレビAQUOSのスピーカーはたった5cmの口径のくせに、とても豊かな低音を出すのです。キャビネットの裏を見るとバスレフのような小さなダクトが見えます。どのようなからくりなのか分かりませんが、うまく作れば6.5cmでも十分な低音が得られそうです。
これに中高音がよければ天吊りのセカンドスピーカーとしていけるかもと目論んだのです。
さて、肝心のキットは、左から、フレームとボイスコイル&ダンパー、センターキャップ、マグネット、コーン&エッジに分かれていて、接着剤や端子などが付属しています。
完成すればFOSTEX P650になります。
6ページに渡る詳細な作り方の解説と、箱の設計方法も書かれていて楽しめそうです。
箱の容量は1~3リットルとのことで、ストレートにバスレフを組むか、オーラトーンのようなサイコロにするか、小型のホーンを組むか、いろいろ考えが膨らみます。小さいので工作量が少ないことも気楽です。
今日、近所の書店を2件見ると、いずれもステレオ7月号が少数ですが置いてあって、ちょっとがっかりしました。
キット工作の様子はまた後ほど。