2009年1月9日(金)
アナログ音源として、レコードに加えてオープンテープが聴けるようになると、録音ソースとして手軽なFMチューナーが欲しくなります。
もちろんPLLシンセサイザーチューナーではなく、昔のバリコンのものです。画像は中古で入手したTRIO(現KENWOOD)のKT-8300(海外モデルはKT-815)です。1978年製。
5連バリコンのFM専用機。TRIOのロゴが懐かしい。同調ダイヤルはフライホイールがついているので回し初めは重々しく、回り始めると軽く、何ともいい感触です。
ジャンク扱いの商品でしたけれど、つないでみると問題なく動作しました。うちはCATVが入っているので、FM放送も壁のコネクターから同軸をのばしてチューナーにつなぐだけでOKなのです。
電界強度もメーター読みでほぼフルスケールまで振れています。NHK、地元の民放1局、地元のコミュニティー局2局の4局が受信できました。
まだ時間をかけて聞いていないのですが、音質は昔ながらの柔らかく懐かしいものでした。
でも、昔聴いたNHKのライブ番組はすばらしい音質だったことを思い出し、ライブ放送をぜひ聴いてオープンテープに録音してみたいと思います。
ライブはダイナミックレンジがとても広く音も澄んでいて、録音された音源とはまるで異なるのです。
トリオ KT-8300