2008年12月9日(火)
オープンデッキの音がこもり気味で、こんなはずはないのにと考えていて、もしやテープのHiポジションとLowポジションがあるのではと思い当たりました。
久しく使っていなかった単語で、アナログは本当に遠いものになっていたのだなあと改めて実感しました。
探してみるとHiとLowはありませんでしたが、「WIDE RANGE」と「LOW NOISE」というそれらしいスイッチがあります。
おそらくLOW NOISEはテープヒスを軽減するために高域をカットするのでは?逆に WIDE RANGEはフラットの意味だろうと推測しました。
WIDE RANGEに切り替えてみると、劇的な変化こそありませんでしたが、確かに高域が自然に伸びたような感じがします。
ミュージックテープ自体がかなり古いものなので、録音特性が変わっている可能性があるため、テープの音はこもっているという先入観を持つのは早計です。
新しくFMのライブをエアチェック(これもほとんど死語です)して聴けばすぐ分かるでしょう。
オープンテープで聴く弦の滑らかさやコントラバスの迫力は、レコードでも味わえなかったもので大きな魅力です。
デッキとチューナーはセットで手に入れたいものです。ケーブルテレビを契約しているためFMアンテナを建てなくてもFMが聴けますから、これを活用しない手はないですね。
秘かにもう一つねらっているアナログものがあるのですが、これは入手できてからとしましょう。