スポンサーリンク



シュアー V15 Type3 その1

シュアー V15Type3 カートリッジ

2008年6月13日(金)
念願だったシュアーV15 Type3を半年がかりで入手することができました。

とても程度の良いもので、針先も十分にあります。しかも白文字。

シュアー V15Type3

早速試聴してみました。

針圧は私の好みで規定値いっぱいの1.2gとしました。

シュアー V15Type3

オルトフォンかと思うようなとても滑らかな音にびっくりです。クラッシュシンバルやスネアドラムが、はっとするように小気味よく鳴っています。

ベースは重くなり過ぎずにリズミカルに響きます。プチノイズも全然ありません。

半年前に友人のV15 Type3を借りて聴いたときよりも何倍も素晴らしく感じました。E88CCに替えたプリとも相性がとても良いようです。

とても気に入りました。文句なくメインカートリッジとして使いたいと思います。

V15は意外とWebにデータが載っていないのですが、1970年代中期のものと思われます。

MM型ですので昇圧トランスも要りませんし、針交換(VN35E)も比較的安価にできるのも利点です。短時間の試聴でしたがとにかくいい音で、思い切って購入した甲斐がありました。

シュアー V15Type3
Type3には製造年代によって3種類あるようです。ロゴの色が白いもの、黄色いもの、そしてTypeⅢ-HEと書かれたものです。

Type3白文字は米シュアー社が1973年に発売開始したカートリッジで、当時の実売価格3万5千円くらいで、MM型としては高価なものでした。

特にジャズに向くとして当時その名前を知らない人はいないくらいに有名なカートリッジでした。

Type3は中古市場で比較的入手しやすい機種です。白文字はめったに見ません。多くは黄文字です。

HEも比較的多く見ます。Type4の方が入手は容易で、音も悪くないという評判です。そういえばMRというのもありましたね。現行はType5

 

 

タイトルとURLをコピーしました