2022年9月16日(金)
DS-32B箱をP-610DBの箱に転用したので、ネットワークが不要になってしまいました。
そのうえ、アッテネータのロータリースイッチが外れないため、コードをバツバツ切ったので接続が分かりません。
アッテネータは、つまみの左端にごく小さな穴があるので、そこに何かをするんじゃないかと思いますが、分からずです。
だれかに譲るにしても、回路図がないと不便だろうと思い、回路図を起こすことにしました。
起こしていて気がついたこと。
アッテネータには、+1、0、-1、-2の接点があります。「+1」はどうやっているんだろうと思っていました。
特に+1はブーストしているわけではありませんでした。ツイータ、スコーカともに音圧レベルが高いことを利用して、セメント抵抗を全く通さない回路が「+1」の位置でした。
あとは、抵抗を一つ入れた状態が「0」、二つ入れたときが「-1」、三つ入れたときが「-2」となっていました。
ネットワークの画像です。ブログの横幅いっぱい一杯です。
回路図です。見えますでしょうか。画像の①~⑭のリード線と回路図の①~⑭の接続部が一致しています。
回路図は、基盤のパターンと部品を丁寧に追っていけば分かります。とても地味で根気が必要ですが、誰でもできます。
このネットワークはなかなか優秀なようで、音は良かったです。ロータリースイッチが取り外せないのが残念ですが、接点容量はかなり大きく見えました。5A程度以上は必要と思います。