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スマホでハイレゾ音源を聴く スマホの設定例 SH-03J(AQUOS R)

SH-03J PCオーディオ

2022年5月27日(金)
最近はPCオーディオをスピーカーで聴くより、スマホからネックスピーカーで聴くことが多くなりました。

音源はAmazon Music HDです。ハイレゾ音源であるULTLA HDでは、USB DAC表示で192kHz音源を聴くことができるのですが、スマホのBluetoothでは設定が必要なようです。

ネックスピーカーは、JBL SOUNDGEAR(サウンドギヤ)です。Bluetooth 4.2対応で、コーデック(データ圧縮方法)はSBC、aptXに対応しています。

ネックスピーカー

※現在のSOUNDGEARは、SBCとaptX LLに対応となっています。

SBCは標準的なコーデックで、最大48kHz、モノラル198kbps、ステレオ345kbpsとなっています。遅延は220ms。音質はよく聴けばCDより劣りますが、まあまあです。

SBCの欠点は遅延が発生して曲の頭が切れてしまうことがよくあることです。

aptXは、48kHz/16bit リニアPCM(LPCM)でCD音質。遅延130ms未満で曲の頭は切れません。

aptX HDは、48kHz/24bit リニアPCM(LPCM) CD音質を超えるのでハイレゾ ダイナミックレンジが圧倒的に広がる。遅延70ms。

※ CDの44.1kHzというのは、人間の可聴範囲を超える22.05kHzまでの音を再現できる能力を持っているそうです。

ただ、ハイレゾ音源を聴くには、ネックスピーカー側だけでなくスマホ側のBluetoothコーデックがハイレゾに対応するコーデックになっていないといけないそうです。

スマホは2017年製のAQOUS R(SH-03J)Androidバージョンは9です。

調べてみると価格コムの口コミに次のような方法でBluetoothのコーデックを変更する方法を見つけました。

スマホの「設定」→「システム」→「端末情報」→「ビルド番号を連打」→ 戻る →「開発者向けオプション」→「ネットワーク」の「Bluetoothオーディオコーデック」を開き→aptXに変更

出典:https://bbs.kakaku.com/bbs/J0000024729/SortID=21674131/

ビルド番号を連打は5回連打すると「開発者向け」になったというメッセージがでます。

★ 1.上記の方法で「開発者向け」にして、設定画面に一旦戻ります。

★ 2.「設定」>「システム」を選択します。

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★ 3.「詳細設定」を選択します。

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★ 4.「開発者向けオプション」が出てきますので、選択します。

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★ 5.「Bluetooth AVRCPバージョン」を選択します。

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これは最もレベルの高いものを選択します。

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★ 6.「Bluetooth オーディオコーデック」を選択します。

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これは「aptX HD」を選択してみましたが「LDAC」でも良いのかもしれません。

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★ 7.「Bluetooth オーディオサンプルレート」を選択します。

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これは最もレートの高い「96.0kHz」を選択します。

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★ 8.「Bluetooth オーディオビット」を選択します。

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これは最も高い「32ビット」を選択します。

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★ 9.「Bluetooth オーディオ LDACコーデック」を選択します。

LDACは選択していないので不要かもしれませんが一応設定しておきます。

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一応「ベストエフォート」にしておきます。

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これでスマホの「開発者向け」メニューの設定を終わります。

ただ、Amazon Music HDを聴くと設定が「aptX HD」⇒「aptオーディオ」に、「96kHz」⇒「48kHz」に、「32ビット」⇒「16ビット」に戻ってしまいます。

ネックスピーカーがaptXまでしか対応していないのが原因かもしれません。

Amazon Music HDを聴いてみると、以前と変わったかというと分かりません(笑)

96kHz、32ビットに設定できると違うのかもしれませんね。

コーデック情報で比較してみると次のようになりました。

SBC 標準的なコーデック ほぼ全てのBluetooth対応機器
最大48kHz、モノラル198kbps、ステレオ345kbps、遅延220ms

AAC SBCより高音質 主にiPhone
最大96kHz、最大48チャネル、SBCより良好、遅延120ms、Apple製品対応

aptX AACより高音質・低遅延 主にAndroid
48kHz/16bit、LPCM、CD音質、遅延130ms未満

aptX LL Low Latency(低遅延) aptXより低遅延 主にAndroid
48kHz/16bit、LPCM、CD音質、遅延40ms未満、音楽はもちろん動画とゲームに向いている

aptX HD aptXより高音質 主にAndroid
48kHz/24bit、LPCM、ハイレゾ音質、遅延70ms

aptX Adaptive aptXより低遅延、高音質 主にAndroid

LDAC UATに次ぐ超高音質 主にソニー製スマホ(Xperia)、Android8.0以降のAndroid
96kHz/24bit、330,660,990kbps、高音質のハイレゾ、遅延1000ms、SONY製品対応

UAT 最も高音質 Hiby Music独自のコーデック
Bluetoothのネックスピーカーやヘッドホンでは、16ビット、48kHz以上のハイレゾに対応した製品はあるのでしょうか。

今現在のヘッドホンやネックスピーカーを見ると、aptX LL(CD音質)までに対応しているのが一般的なようなので、aptX HD以上に対応しているものがないか探してみます。

ハイレゾに対応したヘッドホンなどで手軽に聴ければ便利ですね。

 

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