2016年5月1日(日)
ゴールデンウィークの日曜は曇り空の静かな日となりました。
狭いオーディオルームに入りDS-32Bのエッジを触ってみると、全周が柔らかくなっていました。これはレコードを聴いてみなければと、久しぶりにビルエバンスのLPを2枚探し出してかけました。
「モントルーフェスティバルのビルエバンス」
p:ビル・エヴァンス, b:エディ・ ゴメス, ds:ジャック・ディジョネット。
1968年6月15日、スイス、モントゥルー・ジャズ・フェスティヴァルのライヴ録音盤で、会場アナウンスから始まることで有名な盤です。
メンバー紹介で、ビルエバンスのことはビレバンスと聞こえます。
レコード自体はヴァーヴレコードと書かれているものです。オークションで中古を買ったので出所がよく分かりませんが、ジャケットの画像がやや荒れた感じの盤です。
ビルエバンスのLPは多分10枚ぐらいあると思いますが、ポートレイトインジャズに次いで好きな盤です。
こちらは「アンダーカレント」
ジャケットに惹かれて買ったもので、紙ジャケ入りの新品の盤と思われます。ビルエバンスとジムホールによるピアノとエレクトリックギターのデュエット曲です。
永遠の金字塔と言われていますが、私にとってはやや気だるい曲に聞こえます。もっと聞き込むと印象が変わるのかも。
レコードプレーヤーは昭和55年製のPL-30L。36年経ってもまだしっかりと動きます。感度の良いアームにオルトフォンMC20mark2のカートリッジ。
ついでにウーハーのエッジに軟化剤をもう一度軽く塗っておきました。
エッジが柔らかくなった効果は絶大です。サリナジョーンズの「セイリング」をかけるとびっくりします。
チェビオットの低音にはやや及ばない気がしますが、それは口径の違いかもしれませんね。
本当に深々とした低音を楽しみたければ、30cm以上のウーハーが望ましいと思います。私は年齢的に1本30kgを超えるスピーカーはもてあますので、これでよしとしましょう。