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PCオーディオ No.6 e-ONKYO

e-ONKYO PCオーディオ

2011年1月25日(火)
e-onkyoで24ビット96kHz配信の楽曲を購入してみました。

エディー・ヒギンズのBewitchedから「枯葉」、中村紘子のモーツァルト・ピアノ・ソナタ集から「第11番 イ長調 K.331 《トルコ行進曲付き》」の2曲です。「枯葉」はDRMフリー、「トルコ行進曲」はDRMで保護されたものです。

24ビット楽曲の「枯葉」は、確かに情報量が多いように思います。

foobar2000のスペクトラムアナライザーで見ると、16ビット44.1kHzではぴったり20kHzまでしか出ていませんが、24ビット96kHzでは22kHzも少し出ているのが分かります。

聴いた感じは、16ビットに比べてややおとなしく、繊細感は多いように感じます。

最初、劇的な変化は感じられないように思いましたが、良く聴き比べると音場がぱっと広がり、特にシンバルなど高域の力強さが増して、聴けば聴くほど16ビットでは物足りなくなってきます。

ダウンロードページ

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e-onkyoは、国内では唯一の高音質音楽のダウンロードサイトです。

DRM(Digital Rights Management)とは、ONKYOのコピー防止技術のことです。多くの楽曲にDRMが掛けられていて、私がダウンロードしたものでは、「トルコ行進曲」がDRMで保護されていました。

ダウンロードする楽曲データは、内蔵HDDでも外付けHDDでもUSBメモリーでも保存することができますが、再生はダウンロードしたPCでしかできません。

私は、Windows VistaのノートPCでCDのリッピングや楽曲のダウンロードを行い、これをUSBメモリーでデスクトップPCにコピーしてPCオーディオを楽しんでいます。

これでは、デスクトップではDRMで保護された「トルコ行進曲」を聴くことができないのです。

さらに重要なことは、DRMの掛かった楽曲は、Windowsメディアプレーヤーかオンキョーの再生ソフト 「CarryOn Music ver.10」又は「Pure Space」でしか再生することができません。

これは、e-onkyoサイトのF&Qから「ライセンスキー」の項目に書かれています。

ということは、foobar2000では再生できないのです。これは致命的です。

多くのDRMで保護された楽曲は、PCオーディオを楽しむには重大な制限があることに注意が必要です。

DRMフリーの楽曲はこのような制限がありませんからPCオーディオに適しています。

ライセンスキーが必要なDRMの楽曲とDRMフリーの楽曲

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高音質音楽のダウンロード配信には、コピープロテクトは百害あって一利なしと思います。

個人で楽しむとはいえ、今や一家に複数のPCがあるのは当たり前、一人が複数のPCを持つことも普通で、PCオーディオを楽しむときはデータの移動などよくあります。

プロテクトの掛かった楽曲データはPCオーディオでは使用できません。

SACDが普及しなかった大きな理由に、強力なコピープロテクトでPCに取り込めなかったことが揚げられていることからも明白ではないでしょうか。

せっかくダウンロードした「トルコ行進曲」は、無駄になってしまいました。わずか200円ですが釈然としません。

手持ちのアナログレコードからPCに取り込むのもいいかなと思っています。そうすれば最初から24ビット96kHzで取り込めますし、CDになっていないレコードも多いのです。

PCでの録音には、ONKYOから出ているSE-U55SXを購入しようかと考えています。

PS 2011/01/29(土)

高音質音楽専用にHDDを調達しました。

Logitec製320GBで3,980円と安価でした。500GBでは6,000円近くになるので、とりあえず320GBでいいかと思ったのです。

でも、2008年にPCのバックアップ用にポータブルHDDを買ったときは160GBで7,500円でしたから、HDDも本当に安くなりました。

これで、flac型式の曲なら10,000曲程度収容できますから、レコードやCDにすれば1,000枚相当となり、物理的な収容効率は抜群です。

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