2009年2月1日(日)
キット全体のイメージを掴むために説明書の全部に目をとおします。RCA端子の組み立て方が載っていません。
このキットは、自分で回路図を読んで実体配線図をかける程度のユーザーを対象にしているのです。
自分で考えなければなりません。RCA端子は、普通は基盤上にハンダ付けしたものを差し込むことが多いのですが、このキットは基盤を使用せずに、シャーシに直接、バラの端子を組み立てるようになっています。
少々考えましたが、RCA端子をシャーシから浮かせる(絶縁する)構造のため、画像のような順番になるはずです。テフロンワッシャーでシャシー両側から挟み込みます。
次の画像のように、①シャーシの両面からテフロンワッシャーではさむ。②RCA端子本体を表から差し込む。③裏側にアースラグ、ワッシャー、ナットの順に取り付ける。
シャーシに、すべてのRCA端子とロータリースイッチを仮付けしたのが次の画像です。
シャシーはまだ組み立てません。このままのほうがハンダ付けがし易いからです。
また、私は好みでシャシーの白い保護カバーを残していますが、これは本来は取り除くようになっています。ロータリースイッチは、つまみを仮付けしておくと自立するので作業が楽です。
いよいよ、説明書にしたがって作業を進めます。配線は、テフロン被覆単線ツイスト線を2本よりあわせたものを使用しています。
非常に細いコードです。これを12cmの長さに切ったものを16本切り、先端を5mm程度、被覆を剥いでおくとあります。
少々長めに12.5cmに切りましたが、余分は50cmくらいあったので13cmに切っても十分に残ります。
非常に細い線ですので、ワイヤーストリッパーなどを使うより、小型のニッパーで被覆を剥ぐ方が楽だと思います。
16本のより線のすべての被覆を剥ぐだけで疲れてしまいました。この時点で先端のハンダメッキは必要ありません。ハンダ付けするときにハンダメッキをすればいいのです。
例によって、100円均一で買ったプラケースにすべてを収納して片づけ終了です。