2018年6月30日(土)
半月前のブログの中に、「懐かしいのはトワエモワの4曲入り17cmLPレコード」と書きましたが、これがなかなか市場に出て来ません。
トワエモワのEPレコードはたくさん出て来ます。その中でジャケットがおしゃれだったEP盤を買い求めました。
これって、トワエモワのデビュー盤なんですね。1969年5月です。
背景が外国っぽいんですが、フォークのデビュー盤に外国で撮影はないように思います。立っている人に比較して道幅が広いことをちょっとだけ記憶にとどめておいてください。
レコードはきれいでした。音も48年前のものとは思えないダイナミックで清々しいものでした。
山室英美子さんと芥川澄夫さんのデュエットが懐かしいです。フォークとなっていますが、どちらかというと和製ポップス(今でいうJPOP)的なカラッとした雰囲気です。
ジャケットの裏側にはこんな記載が
女性の体重まで書かれているなんて、今では考えられない大らかさですね。
山室英美子さん(現 白鳥英美子さん)は、おとなしい、どちらかというと暗い感じの方だと思っていたら、意外にも現代的で(当時)行動的な女性だったようです。
※ NHKテレビのステージ101に出ているアーカイブ映像を見ました。スラリとした姿が魅力的で、テレビの中では活躍していたようですね。
10年以上前から持っていてほとんど聴いていなかったLPを探し出しました。おそらく1971年ごろではないかと思います。カバー曲ばかりのLPです。
ジャケットの中にある写真が素晴らしく良いのでご紹介します。
山室さんのミニスカートがめっちゃかわいくないですか?
このレコードは今でもオークション市場では見かけますから、入手したい方はどうぞ。
トワエモワは1969年に結成され、1973年に解散しています。その後は別々に歌手活動をされていたようですが、1998年に再結成して今に至るそうです。
これは知らなかったです。再結成後にもCDを数枚出されていて、2008年のCDはこんな感じ。タイトルは「トワエモワ フォークソングス」今でも販売されています。
白鳥英美子さんはきれいに歳を重ねていますね。バックの男性が芥川澄夫さんだと気がつくまでに若干の時間がかかりました。面影はほとんどありませんね。
そして一番最近のCDで、2015年発売のCD「タイムフォーアス」。最初の画像から46年経過したお二人です。
場所は、最初のものと似ているけれどちょっと違うような気がします。道幅が狭い気がします。でもそんなことはどうでもいい。今でもこうやってデュオで活動されていることに深い感動を覚えます。
トワエモワはいろいろな曲をカバーしています。古いものでは白いサンゴ礁とか西暦2525年とか。
でも一番心に響くのはトワエモワのオリジナル曲ではないでしょうか。特に「或る日突然」、「空よ」、「初恋の人に似ている」、「誰もいない海」は珠玉の名作だと思います。