2016年12月23日(金)
きのうは強風が吹き荒れました。新潟県糸魚川市では大火がありました。被害にあわれた皆様にはお見舞い申し上げます。
デアゴスティーニのジャズLPレコード・コレクションから、第6号と第7号をご紹介します。
第6号は、エラ・アンド・ルイです。エラ・フィッツジェラルドとルイアームストロングのデュエット盤です。エラは当時39歳、ルイは55歳だそうです。録音は1956年8月16日。
レーベルは、ヴァーヴ・レコードです。
エラの声はとてもきれいで声量もあり本当にいい声ですねー。3オクターブの音域があると言いますからうなづけます。
スウィングする曲ばかりです。ルイ・アームストロングはトランぺット奏者ですが、とても味のあるいい声です。
A面2曲目のイズント・ディス・ア・ラブリーデイは、バックにシンバルのリズムが、かすかにですが綺麗鳴っています。ホーンの味わいですね。エラは、なかなかの美人さんじゃないですか。
第7号はサムシンエルス。何が来るのか知らなかったので、びっくりしました。
同じレコードを持っていますし、このブログにも何度か登場しています。
キャノンボール・アダレイは、マイルス・デイビスのグループに所属していました。マイルスはコロムビアレコードと契約していたので、恩義のあるブルーノートでアルバムを出すときに、キャノンボール・アダレイをリーダーにして製作したそうです。録音は、1958年3月9日です。
キャノンボールはこの時すでに一流のサックス奏者でした。
のちに当時の大物ミュージシャンと何枚もレコードを出しています。ビルエヴァンスとのアルバムもあります。ポートレイト・キャノンボールというLPは、入手したいものです。
レーベルは、ブルーノートです。
デアゴスティーニのレコードは素晴らしい音です。毎回聞くたびにその思いを強くします。手持ちのサムシンエルスと比べても、ダイナミックでノイズレスの非常にきれいな音源です。
特に第7号のサムシンエルスに関しては、PCミュージックより音楽性は上だと思いました。
初めてこのブログをご覧になる方もいらっしゃると思いますが、スピーカーはオークションでペア1,000円で買ったダイヤトーンDS-32Bです。コーンツイータをフォステクスFT-40Hというホーンツイータに替えています。ウーハーのエッジは、エッジ軟化剤を塗って処理しています。
以前使っていたタンノイ・チェビオットと遜色ない、いい音に生まれ変わっています。FT-40Hとはとても相性が良く、きれいに低中域とつながっています。興味のある方はお試しください。