2007年1月31日(水)
タンノイのやや控えめながらも艶のある音に、300Bシングルアンプの音がしっくりこない。タンノイの中高音の艶に300Bのつやが重なってしまうのです。
あまり色づけのないトランジスタアンプの方が、タンノイの味をスポイルしないで自然な感じがします。おかげでお蔵入りのはずだったヤマハのプリメインが復活を遂げました。
300BシングルアンプであるSV-501SEは、B&WのCDM1SEには最適な組み合わせと思いました。
でもチェビオットだと低音も30cmウーハーで量感は十分にあり、300Bの低音の量感とも重なって全体がやや不明瞭な音になってしまいます。
どちらも良いスピーカ-、良いアンプなのに組み合わせるとなるとむずかしいですね。
ただ、ヤマハはナチュラル過ぎて、少しばかり面白みがありません。ヤマハの上級機種か、ラックスか、真空管ならオーソドックスな6CA7あたりが良いのでしょうか。目下の悩みの種です。
YAMAHA AVC-30
1987年発売、AVプリメインアンプ、定価64,800円、出力:フロント100W+100W、リア20W+20W、ドルビーサラウンドモード、ヤマハ独自のナチュラルサラウンドモード、重量10.2kg