2007年1月18日(木)
スピーカーユニットを物色していることを知った知人が、SPボックスを譲ってくれました。
かなり古いタンノイⅢLZ仕様の国産箱です。本物のⅢLZならビンテージものです。今でも国産ⅢLZ箱は市販されていますが1本6万8千円します。
譲ってもらった箱は、残念ながらスピーカーユニットはついていません。今のところは文字通りただの箱なのです。
四角い穴は3LZのスピーカー端子とネットワーク部
20cmから30cmのユニットが取り付けできる。
ⅢLZ
1973年ごろ、密閉型、ユニットはHPD-295、再生周波数:30~20,000Hz、クロスオーバー1,200Hz、インピーダンス:8Ω、入力15W
外形寸法:幅380×高さ583×奥行240、重量:13kg
立ち寄ったショップでは、アルテック製のマルチセルラーホーンのついた30cm同軸ユニットから、落ち着いた雰囲気のクラシックが流れていました。
若い頃は、ホーンユニットなんて刺激的で聞けたものではないという誤った先入観を持っていましたが、アルテックといいタンノイといい、落ち着いた朗々とした音に接すると、この頃のモニタースピーカーとはまるで違い、とても居心地が良いのです。
本当ならこれに似合うタンノイのユニットを取り付けたいところですが、B級を自認する身としては、できるだけ安価な20~25cmのユニットを探すことにしました。
ショップにあるお気に入りのタンノイCheviotがとても気になります。程度の良い中古です。オーディオは深入りするとどんどん良いものが欲しくなりますね。