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ヤマハ JA2059 20cmウーハーをバスレフ箱につけてみました

JA2059 ウーハー YAMAHA JA2059

2023年5月14日(日)

JA2059ウーハー単体での音出しを2日ほど行い、今日は仮設バッフルを作りました。

スピーカー取付部の穴は直径185mmでジグソーで開けます。

ビスでユニットを取り付け、バスレフ箱にセットしたところです。バスレフ箱は例によってDS-32Bの箱を使います。

JA2059 ウーハー

真っ白なコーン紙がまぶしいですね。

エッジは柔らかで、ヤマハのユニットにはビスコロイドが使われていないようですね。

JA2059はウーハーなので、ホーンツイータをオンにしました。クロスオーバーは約4kHzです。

さて、曲をかけてみます。

ヤマハのスピーカーは初めて聴きます。

JA2059 ウーハー

女性ヴォーカルは、ジャシンタのダニーボーイ。

第一印象は明るくクリアーな感じがするユニットと思いました。

ジャシンタの声がとても甘く聴こえます(240Hz前後)。息継ぎのニュアンス(陰影)も感じられます。これはツイーターの領域かもしれません。

FOSTEX FT40Hとの相性は良いようです。

 

ジャシンタのムーンリバー。

ピアノの響きがとても良いですね。

ユニットを見なければ、ヤマハだとは分からないかも。

中音域がとても綺麗です。

ただ、ゾリっとした感触はなく、ひたすらきれいな感じがします。

 

ヘイリー・ロレンのエリーマイラブ。

甘くきれいなヴォーカルです。本来はハスキーな声が、ハスキーが弱いように聴こえます。このあたりは中音域の影響は大きいと思われます。

バックで鳴っているスネアドラムはエッジの効いた良い音がしています。スネアドラムは1kHzから2kHzが中心です。

PAX-A20でもFLAT8-Ⅱでもこの音は出ませんでしたから、このあたりの周波数に特徴があるのかも。

やや音が前へ出てくる感じです。

ベースは聞こえますが、明瞭度は低めです。

ライブ会場の音感に似ているかもしれません。

 

低音が弱いように思い、ブライアン・ブロンバーグのWOODをかけてみました。

低音は出ないわけではありません。でもP-610DBやPE-16でも出るような本当に低い重低音はJA2059からは聴こえてきません。

振動が肌に伝わるような重低音(多分100Hz以下)がほとんど聴こえないのは寂しいです。

ふんだんに重低音がアレンジされているWOODが、そうではないような普通の音楽のように聴こえます。

JA2059 ウーハー

初めて聴いた印象としては、明るい中域はとても魅力的ですが、低音に関しては大いに物足りないという感じを受けました。

20cmウーハーなら重低音はどれだけでも出るはずです。

おそらく、100Hz以上の低音と中音域を重視した設計なのだろうと思います。

この中音域の魅力は捨てがたいもので、低音域を重視しない方には魅力的なユニットです。

 

JA2059はNS-451のウーハーで、ツイーターはコーン型をベースにしたJA0514です。コーンツイーターですので、一般的な相性なのでしょう。

私が仮設で使っているツイーターはFOSTEX FT40Hというホーンツイーターです。このホーンとの相性はすこぶる良いです。

ツイータの音圧レベルがまだ若干高めで、もう一段絞りたいところです。音圧に関してはティッシュを小量ホーンに詰めればちょうどよくなりますが、繊細感は薄れてしまいます。

 

バスレフポートはDS-32Bのものだし、ツイータのクロスオーバーも推奨は2kHzのところを4kHz付近で聴いています。

ただ、他のユニットもこれできちんと音楽として楽しめていますので、ベースとなるユニットの音感の部分は十分にわかるはず。

最初の第一声なので、聴き込んでいくうちに印象が変わっていく可能性は大いにあります。ユニット自体もエイジングが必要なのかもしれません。

こうやって聴いているうちにもヴォーカルの繊細感が増してきました。

1カ月は聴き込んでみたいと思います。

それにしても白いコーンは魅力的です。

 

PS 2023/05/18

聴き始めて4日目。

ビル・エヴァンス・トリオのワルツ・フォー・デビーを聴いています。

低音が出るようになってきたように思います。スコット・ラファロのベースの旋律がよくわかります。

やはりエイジングが必要なようです。これはもう少し期待できるかも。

>>続きます

 

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