2010年9月11日(土)
真空管を標榜しているブログですが、サンスイだけは別ということで書いています。
AU-α607はとてもまじめな音という気がします。ソースダイレクトにして、トーンやバランスなどの付加回路をディフィートしています。
明瞭度が高くメリハリがあります。比較するものがなければ何の疑いもなくメインの座を占めるでしょう。
タンノイとの相性も悪くありません。片や真空管アンプSV-3は、マッキンのようなコクまろをねらったTESLA E88CCに取り替えてあることで、とても味わいのある音が楽しめます。
ボリューム10時から11時で比較的大きめの音量で聴くことが多いのですが、いつまでも聞き飽きないのはやはり真空管の方です。
石の音は何か今ひとつ面白味に欠ける。このあたりは感覚的なものですから表現が難しいのですが、隠し味が一つも二つも足りないという感じがします。
ただ、サンスイもいいレベルには達していますから、これはこれでずっと愛用するつもりです。
ボリュームの下に点灯しているのがソースダイレクトスイッチ
プリアウト、メインインがあると勘違いしていた。実際はなかった
出力は+側とー側に別のアンプがあるので、ー側はアースではない。ー側は共通にしたりアースにつないだりしてはいけないとなっている。
通常はSYSTEM-A側につなぐように指定されているので、SYSTEM-Bはプロテクト回路がかからないのだろう。