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LM3886パワーアンプ No.3 SV-501SE 300Bと並ぶ

SV-501SE LM3886

2011年9月13日(火)
小一時間ばかりちょっとした時間があったので、気になっていたLM3886パワーアンプと真空管300Bパワーアンプの聴き比べをしてみました。

エージング用のSONYディスクマンをはずし、PCを起動してきちんとプリアンプを通しました。PCの起動を待つ間、FMチューナーをかけてタンノイ・チェビオットから音を出しました。パワーアンプはLM3886の方です。

普段聴き慣れた300Bと違和感のない、なかなかいける音を出しています。

数分経ち、PCが起動して安定します。はやる気持ちを抑えてPCからビル・エヴァンスやジュディス・オーエンなどの曲をかけてみました。

低音の延び、中音域の適度な押し出しと情報量、高音域の繊細感、かなりのいい線を行っています。

300Bと切り替えても違和感がほとんど感じられません。300Bよりもわずかにまろやかで、これは優劣ではなく、以前聴き比べたSV-501SEとマッキントッシュMC30の音の違いにも通ずるアンプの特性と思われます。

それに何よりおどろいたのは、音の解像度が増したことです。

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マッキンMC30は当然ながら別格としても、SV-501SEはかなり質の高いアンプですから、わずか14,800円のチャイナ製アンプが遜色ない音を出しているのはかなりの感動ものです。

ただ見た目のつまらなさはどうしようもありませんが。100時間未満のエージングでこれだけ変わるのですから、3カ月、半年後は十分に300Bに太刀打ちできるでしょう。

昨年のサンスイAU-α607でも超えられなかった300Bの音にいとも簡単に並んでしまいました。パワーアンプをダウンサイジングできる可能性が見えてきました。やはり評判どおりのようです。

LM3886パワーアンプには、見た目は同じでも前段にオペアンプがあるものとないものがあって、私が購入したのはあえてオペアンプ内蔵のものにしたのです。

オペアンプの差し替えで音質ががらりと変わるのはUSB DACで経験済みですから、いずれ取り替えて音質の違いを楽しみたいと思っています。いずれもう少し音量を上げて比較してみたいと思います。

WindowsXPマシンとFoober2000によるPCオーディオ再生

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サンバレーSV-501SEパワーアンプ 300Bシングル

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